解決済み
簿記の固定資産売却の際の減価償却累計額の処理の仕方がいまいちわかりません。ある簿記の問題を見たのですが固定資産売却時に減価償却累計額は取得原価から差し引くのはわかります。しかし、固定資産を取得したのが過去でそれを当期の期中に売却する場合なぜか過去から当期首までの累計額のみを取得原価から差し引いているだけでした。 当期首から期中までの累計額も月割り計算で求めておりその文の減価償却費は計上してありました。しかしその文の累計額を計上してなかったんです なぜなんでしょうか? 仕分けで表すと以下のような感じです。 借)現金×× 固定資産累計額(過去に購入した年から当期首まで)×× 減価償却費(当期首から期中売却日まで)×× 貸)固定資産×× 固定資産売却益×× なぜ累計額(当期首から期中売却日まで)は貸方に仕分けしないのか?という質問です。
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売却の仕訳における借方の減価償却累計額は期首減価償却累計額であることには変わりはないですが、考え方としては売却期の償却処理による貸方記入額と売却による借方記入額が相殺されて借方に期首減価償却累計額が現れているというように考えるのがわかりやすいでしょう。 以下はあくまで考え方です。 次のような条件を想定します。 売却した備品の取得原価:400,000 売却期の期首減価償却累計額:200,000 売却期の償却額:50,000 売却価額:80,000(現金受取) ①:売却期の償却処理 減価償却費 50,000 / 減価償却累計額 50,000 すると減価償却累計額は期首残高200,000から50,000増加し250,000になります。 ②:売却の仕訳 減価償却累計額 250,000 / 備品 400,000 現金 80,000 固定資産売却損 70,000 ①と②の仕訳の借方と貸方にある減価償却累計額を相殺すれば借方に期首減価償却累計額200,000が残る形になり、①と②の仕訳をまとめると 減価償却累計額 200,000 / 備品 400,000 減価償却費 50,000 現金 80,000 固定資産売却損 70,000 になります。
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