ゲーム業界でイラストレーターをやっています。 あなたが言う天才とか凡人ってどういう人のことでしょう? まず本当に任天堂に入りたいなら天才とか凡人とか、そういう漠然としたイメージを捨てるところからです。 ゲームクリエイターは芸術家じゃないんですから、そんなつかみどころのない世界じゃないです。ちゃんと情報を集めて、「夢」ではなく「具体的な目標」に落とし込むところからです。 任天堂は毎年新卒採用で100人前後を採用しています。職種の内訳は 開発系職種 ・デザイン系 ・エンジニア系 ・サウンド系 ・企画系 の4職種で それプラス事務職を採用しています。 詳しい内訳はわからないですがざっくり単純計算するとおそらくデザイン系職種は20人前後採用しているかなと思います。 また注目すべきは学歴で、ほとんどが大卒です。専門学校卒は全職種合わせて4、5人の採用にとどまっています。 (ここら辺の情報は任天堂のホームページで見ることができます) デザイン系職種はおそらく東京五美大など優秀な美大を中心に採用されていると思います。 ではなぜ任天堂がそのような採用をするのかの理由を推察してみましょう。 ①単純に上位美大出身者の方が受験美術をベースにした基礎ができていて優秀。そのような基礎力は後の応用が利くので仕事の選択肢を広げます。後から基礎を身につけるのは難しいですが、初めに基礎がしっかりあれば何にでもなれるということです。つまり会社が望む人材に育てやすい。 具体的な例を出すと、デッサンは単に絵を上手に描く訓練ではなく、物事を客観的に観察し、自分の主観とのギャップを自覚してその差を埋めていく、というその後どんな仕事をする上でも礎になるような考え方、仕事の進め方の訓練になるのです。 そういう訓練を受験期にみっちりやったかやらなかったかは就活の際に結構大きな差になったりします。 ②上位美大生は受験期に基礎を積み上げ終わっているので大学在学中は自分の作家性を磨く創作活動に専念できていることが多い。より深く自分自身の創作に向き合い、もの作りに対しての思想、美学が醸成されている。 ③大学生は時間があるので趣味やバイト、旅行をするなど、見聞を広げる取り組みをやってきている場合が多い。 こんな感じの理由でしょうか。 任天堂レベルの大企業は社員を育てる余裕があるので、即戦力で業務をバリバリこなしてくれる人材をを望んでいるわけではなく、視野の広さや発想力、将来のリーダー候補としての統率力のポテンシャルなどを見るのです。 なので先述したような ・基礎力があって応用が利きそう ・創作表現に対して自分の考え方をしっかり持っている ・見聞を広げていてゲーム以外の知識が豊富で何か明確な得意分野などがあり、固定観念にとらわれないアイデアを出せる そういう学生を獲りたいんだと思います。 こうやって情報から理由を推察したりして分解して考えれば、自分がこれから何をすべきか具体的に見えてきそうじゃありませんか?天才とか凡人なんて言葉を使わずにもっと理屈でなんとかなる世界ですよ。 もし任天堂に入れたんならやっていけると判断されたということなので自信を持ってやるべきことをやればいいだけです。 あまり怖がらずに頑張ってください。
なるほど:1
天才でなくても、能力が高ければ可能かと思います。 まずは、専門職でも、賢くないと採用されないと思います。 なぜならば、超難関大学卒の人と会議などで議論する必要があり、賢くないと仕事にならないからです。 デザインのプロとして採用されるには、進学高校に進み、高校で美術などの予備校に通い、日本有数の芸術系の大学に進学する必要があると思います。 なぜならば、採用時のライバルはそのようなレベルの人ばかりだからです。 そのような大学に進学したら、天才と思えるような人に出会えると思います。
凡人では入れません。 任天堂は地球上で知らない人がいないくらいの超有名企業です。 つまり世界中から入りたい人が集まるわけ。で、任天堂はその世界中の優秀な応募者から「本当に凄い人」を自由に選べるわけです。 凡人が入れる隙間はないです。 入れるのは天才ではなく「すごく優秀」な人です。 天才はそもそもごく僅かしかしませんし、仮に天才ばかりを集めても大した結果にならないのはよく知られた話です。
入社できるのならやっていけます。 そういうお墨付きをもらったということなので。 その前に入れるかどうかの心配をした方がいいと思いますが。 倍率1000倍以上というのは大げさでもなんでもないので。 まずはそこを勝ち抜けるだけの何かがあなたにあるかどうかです。
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