24年卒の大学4年です。 内定後辞退と留学についてです。 もともと韓国に興味があり韓国で就職することが夢でしたが、現実の…

Question

24年卒の大学4年です。
内定後辞退と留学についてです。
もともと韓国に興味があり韓国で就職することが夢でしたが、現実の厳しさから諦め、普通に日本企業を視野に就活をしていました。そして無事内定をもらい、10月に内定式にも参加したのですが、やはり自分のやりたいことは違うと思い、韓国にワーキングホリデーをしに行きたくなりました。

この場合、今辞退すると損害賠償などの問題があると思いますか？

また、就職先が父親と同じ会社であるため、父親にも迷惑など掛かり不利益が被ると思いますか？

そうなると少なくとも3年は今決まっている就職先で働いてから韓国に行くのがまだ無難でしょうか？

よろしくお願いします。

Answer 1

内定辞退で学生側に損害賠償が行くケースは
殆どありません。現実問題として健全ではないので。

内定承諾を結んだ時点で、本来ならば、労使が結ばれた
ことになるので、これを企業側が内定取り消しにしてきた場合は
学生側は慰謝料を含んだ損害賠償を企業側に求めることが出来ます。

それと同じで、企業側も学生が内定を承諾した後に
辞退をしてきた場合は常識の範囲内において、学生にたいして
採用にかかったコストを請求する事は可能です。

ですが、実際問題、それをしたところで、請求を受けた学生も
「はい、では払います」なんてことにはならないので、
企業側と裁判で争うことになります。そうなれば、企業側は
弁護士費用もかかるし、裁判出廷を始め、かかったコストの洗い出し
から人事や総務もえらい時間がかかります。更に裁判起きても
数日で「ハイ判決」とはならないので無駄に時間がかかり、
その間取られる人件費や労力は馬鹿になりません。
更には内定辞退の学生を告訴した・・・ということで、
巷でも悪いうわさが広がったり、企業イメージとして必ずしも
良くない物がまとわりつきます。
たかだか平社員一人の為にこれらのリスクを企業として
冒すことはしごく、バカバカしい話ですから、内心は
ムカついたとしても内定辞退を受けたところで「残念です」で
終わりです。

お父様に迷惑がかかることも殆どないでしょう。
ただ、嫌味の一つは言われる可能性はありますね。

Answer 2

少なくとも父親の会社内での立場は悪くなると思います。
何より内定先企業のレベルほわかりませんが、新卒内定を捨ててまで韓国へワーホリは合理的選択とは思えないです。
昨今の悲惨な韓国経済状況から特に得られるスキルも皆無なので、日本で就職して趣味趣向として韓国旅行等を楽しむのが現実的だと思います。

Answer 3

内定辞退は承諾書を提出していようが、いつでも出来ます。
日本には憲法第22条一項により職業選択の自由がありますので、行きたくない会社に入社させられる事はありません。

よく損害賠償と言いますが、日本では内定辞退を理由にした賠償責任を裁判で認められた事はありません。

もし、賠償が認められるとすれば、貴方を海外研修に出す為に、飛行機代や滞在費に多額を要したのに、全くの無駄になった等、特別な事情が必要です。
ちなみに、受け入れる為にコストがかかった場合であっても、パソコンや机、椅子等の事務用品は貴方以外にも使用が出来る物であり、会社側に実損が出てはいない事になります。
また、受け入れ準備に社員が動いた場合であっても、そもそもその社員には月給が支払われており、同じように実損はありません。

民法により約束した事(契約)を守らなければならないと定められており、破ると債務不履行責任が発生し、損害賠償の問題になります。
ただ、民法より上位の憲法により職業選択の自由が認められておりますので、内定辞退をしてもいいのです。