・会社の本社で新卒から働き続ける人ってそんなにエリートなんですか？

Question

・会社の本社で新卒から働き続ける人ってそんなにエリートなんですか？・また、左遷で地方に飛ばされるとは聞きますが、元々地方に本社があってその県の県庁所在地で一番忙しい事業所の場合はどうでしょうか？

新卒から本社に居る人はギリギリ分からなくはないですが、私の新卒四年間居た会社は４人の営業職で２人が本社に残りましたが、1人は「久しぶりに女性の営業職を採ったから本社で面倒見る」でもう一人は正直明らかに仕事覚えるのとか行動が遅くてミスが多いので私がいた事業所だと多分潰れそうみたいな印象なヤツでした。

左遷の件は他社の卸の知り合いが「いつ地方に飛ばされるか分からんから怖いんですよ」と言ってましたが私の居たところは同じ県の県庁所在地のところで全支所で一番忙しく仕事量や残業が多いのでお金を稼ぐ以外で行きたい人はまずいなかったのであまり共感できませんでした。
同期の多くも地元（本社でもない実家に近い所）を希望してましたし、世間で地方配属が左遷だと言われることもあることも社会人になって知りましたがどうでしょうか？

Answer 1

新卒の本社配属者がエリートかどうかは会社によると思いますが、例えばホールディングスと各事業会社を一括採用している企業（グループ）がありますが、そこで実際にホールディングス配属となる新卒総合職社員は確かにエリートの気がします。
必然的に企業グループ全体を見渡す仕事を中心に担当しますので、「新入社員の時から将来のグループを率いる幹部候補生として教育しよう」との会社の意思があるように感じます。
また逆の視点から考えると、多くの会社は地方の支社・支店・工場等より本社部門の人事権が優越しており、当然優秀な人から順にノミネートしていきますので、本社には優秀な新卒が多くなるのもうなずけます。

もう１つの地方に本社がある場合、東京や大阪支社と比べてどうかと言う点ですが、こちらも会社によります。
営業系はアクセスを考えるとどうしても都心に事業所を構える必要があり、よって支社でも東京や大阪の営業担当として新卒配属されるならエリート候補の可能性は十分にあります。ただし本社に人事部があるのに、東京支社の労務担当部門に配属となると「本社の人事部にその人は要らないかったんだな」となり、エリート候補からは外れている可能性はややあるかも知れません。

なお大きな会社の総合職採用では通常は３～５年間隔で本社、地方、海外を一通りローテーションして本人の能力や適性を見極めていきますので、そこで頭角を現わせば全く問題が無く、よって「新卒で本社に入れなかったので将来は無い」と悲観する必要は全くありません。
少なくとも私の今勤めている会社（メーカー）は約５千名の従業員がいますが、経営層にはずっと工場や研究所勤めの人もいますので、体感的には「新卒配属か本社かどうかは出世にはほぼ関係ない」と感じています。