解決済み
編集者のお仕事について。体力面での大変さを教えて下さい。 また編集者の女性と男性比率はどれくらいなのでしょうか? 編集者の平均勤務年数も教えて下さい。 現在編集者として働かれている方、過去に働いていた方、知り合いに編集者がいる方など…是非アドバイスよろしくお願いします。
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別の質問でもお答えしましたが、編プロ経営者です(笑) □大変さ 体力面での大変さですが、代表的なところでは(1)勤務時間の長さ(2)不規則な生活リズムの2点でしょうか。 編集は基本的に雑用がメインなので、作業量自体がそもそも膨大なのですが、それに加えて企画出しやら原稿、デザイン、校正戻り待ちなどで時間を取られます。 新人のうちは、プライベートは基本的にほぼないと思った方がいいでしょうね。まあ、ベテランになっても、時間の融通が多少、利くだけで、責任に比例して心労が重くなりますが。 不規則な生活リズムは、拘束時間が長いこととも重複しますね。膨大な作業、待ち時間の発生などで、なかなか9時~5時で働くのは難しいと思います。 □男女比 上記2点のせいもあって、女性比率は非常に低いです。正確には、女性の定着率が非常に低く、結婚を機に辞める女性が圧倒的多数です。女性の場合、ただでさえ勤務時間の長さと不規則さが、美容と健康を阻害するうえに、そこに子育てや家事が重なるから体が保たないんですよ。ちなみに、男の場合は仕事に入れ込みすぎて、家庭を壊すケースが多々あります。もともと、既婚率が低い業界ですが、離婚率も非常に高い業界なのではないかと、個人的には思ってます。 □勤務年数 正確な統計は知らないので、あくまで個人的な感想ですが、平均値をとると10年くらいではないでしょうか。というのも、勤務のハードさに潰れていく人が多い業界なので、平均値を求めるとかなり短い数字になってしまうと思います。実際、編集者として現場で働けるのは40代がせいぜいという説も、業界内ではよく聞きますしね。情報誌の編集者なんかは、体力がまだまだ大丈夫でも、センスがだんだん追いつかなくなっていくみたいですよ。 私自身は、出版業界で働き始めて15年くらい経ちますが、当時、知り合いだった人の7割以上は業界から去ってます。残る3割のうち、2割以上が私と同じように会社を作ってます(笑)。この体験を元にアドバイスするなら、出版に入ってから10年くらいを目安に、周囲が一目置くくらいの人脈ないしは企画力、スキルを身につけろ、ということでしょうか。これは、ライターやデザイナーといった下請けも、クライアント側の出版社も変わらないと思います。毎年、出版社には新人が何人も入ってきますが、デスクなり編集長になれるのは本当に一握りなので……。
なるほど:5
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