「公務員」がどの公務員を指すのか、 「評価」が誰が何を基準に評価する話なのかはっきりしませんが、 評価されない地方公務員というものに絞って私が知る範囲のものをお答えします。 国家公務員や消防士、公立教師などは知りませんので。 まず、民間企業から労働者としては評価されません。 何故なら、民間企業と仕事の内容も組織の方針も風土もまるっきり違うからです。 市役所から都道府県庁までお役所特有の閉じた世界で生きています。 無駄を極めた意思決定プロセス、どうにもならない無能職員、効率や利益に無関心な風潮、なにを取っても営利団体から評価される要素はありません。 内輪のルールに則った内部闘争と人の書類のあら捜しが仕事のメインなので利益を追い求める営業マンなどからしたら珍獣でしかないでしょう。 給料面でも都会では評価されません。 たしかに痴漢くらいではクビにならず昇給も続く超安定組織ですが、給料ははっきり言って低いです。 一応、民間企業の給料を参考に地方公務員の給料も決定されるので公務員より安い給料の企業は山程あります。 地方に行けば相対的に金持ちに見えます。 が、都内に限っては安月給の枠です。 モテるモテない論争については「田舎ならステータスにはなる」「都会ではフリーターやニートのような足切りラインは確実にクリアできる」という低次元の話が結論です。結局そんなものは人間としてどうかってところですからね。 なお、融資が通りやすい、というのは信用・社会的ステータスという建前で金利を吸うためのカモ扱いされているだけです。勘違いしないでください。 安定した給料が安定した銀行の収益に繋がっているだけの話です。 銀行にとっての上客はばんばん金を借りて経済を回す起業家と資産運用で手数料などをアホほど収めてくれる大富豪です。 労働への姿勢もなかなか評価されません。 一生懸命働く人が働かない人の負担を背負ってストレスを抱えながら黙々と働く世界です。 ここで働かないおじさんとおじさんの負担の肩代わりをする若手ではおじさんの方が圧倒的に稼いでいるというのがミソです。 これを耐えきる人が大多数なので組織がなにも変わりません。 部署の中で半分が仕事をしない、3割は自分の仕事だけやる。残りの2割で残った仕事を片付ける、なんてところは普通です。 苦痛に耐えて地域を支える人は立派ではありますが、耐えるだけでは組織として解決しない問題も多いです。 ぱっと思いつくのでこんな感じです。 すべて公務員という法律に保護された存在であるが故のクソみたいな世界が恐らく評価されないと感じる要素だと思います。 頑張っている方は本当に頑張っています。 が、その頑張りを最も享受しているのは市民でも県民でもなく働かないおじさんおばさんです。 一部の真面目な努力家が大多数の無能を支えているのがあの世界です。 が、公務員という制度はそういうもんなので公務員でない人が公務員の価値観を理解できないのは当たり前です。 公務員には公務員の美学があります。 今回はネガティブな面にフォーカスしたのでこんなもんですが、 評価されている良い面もいろいろありますよ。 例えばライフワークバランスで比率をライフ99%にしたい人や、最低限すら働かずにそれなりの給料をもらって生きていきたい無敵の人にとっては最高の仕事です。 あと地域貢献とか公務員の役割を明確に理解してそれが自分のやりたいことにマッチしている人ですね。 以上です。ご参考になれば。
妬みでしょうね。 安泰なところとか。
< 質問に関する求人 >
地方公務員(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る