職業の種類の問題ではなくて、 どういう企業のどういうポストに属するか? という問題だと思います。 例えば、私の経験での話を例にしますと 昔在籍した会社(社員数20名程度の機械メーカーでの デザイン部の新設にともない入社しました)話ですが、 当時、私30代後半と40代後半の女性が 同時に中途採用となりました。 その女性は、某カメラメーカーのデザイン部に長年いた人で そのカメラメーカーが、従業員の大量解雇で自主退社した人でした。 私たちが入社した会社の面接担当も 「大手メーカーの正社員のデザイナー経験があるのだから 相当に実力があるに違いない!」と採用しました。 しかし、その女性は、 わかりやすく言うと、ひどい言い方になってしまいますが 「ほぼんど何にもデザインができない」状態でした。 まず、イラレやフォトショのアプリの操作は あまりできなかったです。専門学校生の新卒程度でした。 そして肝心のデザインの制作造形力は、ほぼ素人でした。 一体、前の会社で何をやっていたのか? なんのデザイナーだったのか?と聞いたら デザイン部には所属していたものの、デザイナーではなくて デザイン関連のごく狭い範囲の仕事の担当で ひたすら、製品につけるアイコンのデザイン案を (それも、他人のデザイナーが制作したもの) データ整理をするセクションにいたらしいです。 仕事量はそんな感じで、残業については ほとんどなかったらしいです。会社の業務規程で 残業は、むしろできないらしいです。 (ただし、デザイナーの人は少し残業はあったようです) 私としては、そんなピンポイントな部分だけの 担当というのがあるんだ!と驚きました。 こういうことができるのは、 大手企業ならではのことだと思いますが 小さい会社で、担当範囲の広い仕事を求められる状況になると 無理を感じたようで、彼女は3ヶ月程度で辞めました。 私自身はグラフィックのデザイナーですが、 プロダクトの会社、アパレルの会社、 写真撮影の会社にもいたことがあります。 どこも小さい規模の会社で、一人の一人の仕事範囲は広く 人数もいないので、急に休んだりしたら代わりになる人は 簡単に用意はできません。なので、仕事量は軽くはなりません。 そんなわけで、職種の問題ではなくて 属する先の問題になるかと思います。
正直なところ、雇用体系と、何次受けかって話になると思います。 責任のある立場ほど業務量が多く、n次受けのnが多いほど、締め切りまでの期間短く忙しいです。 正社員の立場なら、大手メーカーのグラフィックデザイナーや、プロダクトデザイナーは割とホワイトなことが多いでしょう。発注側なので。 しかし、会社風土や、産業全体での労働環境風土の影響も多分に受けるので、必ずしも、大手のインハウスデザイナーならホワイトとは断言はできません。 立ち位置的に、どうしても1次受け、2次受け…と受注業務の多いところは、やはり全体的に業務量が多いです。空間デザイン、動画制作、広告系のグラフィック、もちろん、プロダクトデザインのデザイン事務所といったところですね。 でも、「ブラック」とまで呼ばれるかは、会社によります。
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