旅行の日程をずらすか悩んでいます。 昨夜仕事の上司（先輩、リーダー）のお父様がお亡くなりになりました。 遠方に住まわ…

Question

旅行の日程をずらすか悩んでいます。
昨夜仕事の上司（先輩、リーダー）のお父様がお亡くなりになりました。
遠方に住まわれているので、私自身が葬儀等に出席する予定はありません。本日から一週間お休みされるのですが、私自身9/21,22で旅行を計画しており有休をいただく予定でした。
お互い休みのときは仕事をフォローしており、2人同時に休んだことがありません。
私の先輩の上にさらに上司がおりますが、こちらの仕事を理解しきっておらず
フォローできるかなあ・・・とのようなことを言われました。
私と先輩は営業と営業アシスタントの関係です。
このような場合、旅行の日程をずらすべきでしょうか？
友人との旅行ですので、あちらの都合も当然あるかと思いますが
どう対応すればいいのか悩んでおります。

Answer 1

会社には「有給休暇の時季変更権」があります。従業員の有給休暇を会社の都合で別の日程に変更できる権利です。もちろん基本的には従業員が希望する日程を優先しなければなりません。 ただ「その休暇が事業の正常な運営を妨げる場合に限り」時季変更権が認められています。

最終的には会社側の判断ですしこういうのは単に社則といった機械的な処理だけでなく、従業員間の関係性や思いやりにもよります。うまくお互いの仕事をフォローしあえていて「担当者がいなくてもなんとかなる」という環境なら「気にしないで休みを楽しんでおいで」と言ってくれるかもしれません。ただその優しさも「本当は抜けてほしくないが仕方がない」と残された者が大きな負担を抱え込むことも懸念されます。

何もなければ希望通り有給休暇を取得すべきですが「自分がいないことで業務にどういう影響を及ぼすか？」は少し考えてもいいと思います。

私自身今から10年ほど前に似たような事情で取得予定だった8月の夏休みを見送っています。箱根のホテルもキャンセルして家族には平謝り。それでも「仕事が回らなくなる心配をしながら休暇を楽しむことは出来ない」と思いましたから。

ちなみにその年の夏休みは10月にずらし「ここまでずらせばハイシーズンも避けられるので海外旅行もリーズナブルに行けるのでは？」と家族と相談。当初の箱根旅行の予定はハワイになりました。まあ「どこかで埋め合わせ出来れば」と気持ちを切り替えるのも長い人生の中ではプラスに働くこともあるというものです。