教えて!しごとの先生
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診療放射線技師の国家試験に向けて勉強しています。MRIの下記の問題が分からないです。 TEの短い撮影法で高信号に出…

診療放射線技師の国家試験に向けて勉強しています。MRIの下記の問題が分からないです。 TEの短い撮影法で高信号に出現するアーチファクトはどれか。 1.打ち切りアーチファクト2.部分容積アーチファクト 3.エリアシング(折り返し) 4.化学シフトアーチファクト 5.魔法角アーチファクト

補足

何となく4かなと思っていますが、理由が上手く理解できないです

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回答(3件)

  • ベストアンサー

    正答は5ですね。 外部磁場に置かれたプロトンの軸は量子化されて約55°と125°に傾きます。 この角度が魔法角(マジックアングルです)。 この場合、MR装置ではマイナス方向は偏極率から考えないので魔法角は55°と覚えればいいです。 この辺のことは4つの量子数とボルツマン分布、ゼーマン分裂あたりを勉強すれば分かります。 2つのプロトンを考えたとき、両者が魔法角になると互いの磁場が双極子間相互作用(DDI)に関与しなくなりT2が延長します。 この辺のことはBPP理論やDDIと相関時間を勉強すれば分かります。 腱などの膠原繊維の近くにあるプロトンは腱の軸方向に並ぶ性質があり、腱の軸方向と魔法角が一致すると上記の理由からT2が延長します。 つまり、TEの短いシーケンスではT2の延長によって高信号となってしまう。 これを魔法角アーチファクト(マジックアングルアーチファクト)といいます。 でも、この現象によるT2の延長はほんの僅かなので、長めのTEを用いるシーケンスでは影響がない(T2緩和が進んでいるため影響がない)。 肩の棘上筋腱、膝の大腿四頭筋腱や膝蓋腱など、比較的魔法角になりやすい部位はマジックアングルを加味してT2wを最低でも1つは撮像することですね。

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