解決済み
シリコンウェハーの製造について。 凄まじいまでの行程があって、ざっと大別するだけでも ・エッチング ・酸化&拡散 ・ホトレジ ・イオン散布 製造は手術室よりも衛生基準が厳しいクリーンルームで、白衣とマスクと頭巾、手袋と専用の靴を装着して製造ラインに入る前にはエアブローと手洗い必須。兎に角ホコリを入れてはならない。 作業スペースは入れる人数も制限されている(ホコリのリスクも高い)。 よく求人では一年中温度も安定してると書いてるが嘘。 冬は兎も角夏は結構熱くなる。冷房なんて使えないし。湿度の影響もかなり受ける。 作業は基本的にはごく一部の部門以外は立ち仕事で、尚且つ製品の処置は機械操作での半自動。 ただし、古い施設だと洗浄などが一部手作業の所があったりする。 シリコンウェハー25枚で1ロットという単位で扱うのだが、ウェハーの扱いが兎に角繊細。ちょぴっとした小傷がひとつつくだけで不良品。 後の行程になればなるほど費用もかかってくるのだがこれが全部パアになるのでウェハー一枚だろうと、新人のミスだろうと怒鳴られて始末書。下手したらボーナスの査定に関わってくる。 物理的な損傷のみならず、ちょっと処理プログラムの指定を隣の一文字違うだけの項目と間違えた・洗浄(特に手作業)が1秒前後してしまった、処理時間の調整を数秒ミスった…などで膜厚異常が出てもやはりパア。 ウェハーは触れないのでロットケースごと専用の治具で運ぶのだが、この治具も結構安定させるのにコツが要り、固定してない段階で持ち歩くとロットごと落ちて大惨事。 製品処置の中には特定のウェハーのみをどうこうする・検査にかける指定がなされるものもあり、これはエアーを使った治具でウェハーを移動させるのだがこれは更にコツが要る。ハンドリングという作業である。 入社したら暫くはこれの使い方を徹底的に覚えさせられる。どの部門でもこれが出来ないと話にならない。 処置も基本的には機械に入れて、ロットケースに取り付けられたバーコードを読み込んで自動で行ってくれるのだが、地味に様々な処置が指定されていて逐一条件を確認し、場合によっては湿度や過去のデータから自分で処理時間を調整したり処理のプログラム自体を自分で編集する必要も出てくる。 特に『試作品』なんかは分厚いファイルから探し出す、場合によっては事務所などに問い合わせなければいけない。 入れる順番やウェハーの指定位置なども指定などによって都度都度変わってくるので、求人によく書かれてる【簡単】なんて言葉は信じてはいけない。 エッチングや前後洗浄なんかも上述したとおり一部手作業で、古い場所だとタイマーを自分でセットして他の作業と並行しなければならない。忙しいからとタイマーが鳴ってるのを忘れて・遅れようものなら…。新しいやつだと条件全自動でやってくれるが。 これらの洗浄で使う薬品も猛毒のアンモニアやフッ化水素といった、1滴手袋越しでも触れたら即病院行き確定なモノばかり。手動洗浄だとこれらの薬品補填も自分でしなければならないので更に危険。 加えてこれらの平常作業に加えて各装置のメンテナンスやメーターチェック、デカいわ脆いわ重いわの石英管の交換といった付随作業も自分らでやらなければいけないので、ライン作業なんて名ばかりのかなりマルチタスクな仕事。 クリーンルーム内での肉体労働と差し支えないだろう。 最終的には1つのラインと数名の部下の面倒を見る事になるだろう。 まぁ力仕事部分は男性がやってくれるだろうが。
昔には、半導体の製造の一部をしていた時が有ります。経験有りなら分かると思いますけど、クリンルームなら、 全身をクリン服着て、マスクしての、 重装備でしたね。 室温を20℃にしても、涼しくないね。まつ毛などの 髪の毛落とさないように注意。 仕事前に、自分の仕事する場所は、 コロコロ掃除してました。 床も汚さないようにしてました。 色々な、パートの仕事していたから、 合成反応などの、半導体の材料作る作業も有り。複数のメンバーが、パートを受け持ち、商品を完成させます。 充填して、電機メーカーに送ります。 1キロで数万円以上しますから、 高額な材料でした。 漏洩させたら、即座に処置しないと、 眼を痛めます。 反応性の高い材料でしたね。 終わります
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