書道用品専門店に勤務しておりました。 また自分でも書道展に出品しております。 大筆は半紙用の筆のことだと思いますが、割れる原因は洗い方です。 洗い方が足りないと、穂の根元に残った墨汁が固まり、それが少しずつ貯まって大きくなり筆が割れます。 教室で用意されているバケツは、恐らく帰宅までに筆が固まらないためのご好意だと思います。(素晴らしい先生ですね!) ですから、割れないようにするには、帰宅したら「その日のうちに」再度洗うしかありません。 洗い方は流水で根元を揉みながら、黒い水が出なくなるまでよく洗います。 その後、水を切ってから室内に干します。 そうすると筆が長持ちします。 家を汚したくないので洗いたくないのであれば、ステンレスシンクがオススメです。 使用後食器用洗剤でシンクを洗えば、すぐにキレイになります。 私は筆を洗う前に食器用洗剤をスーッと回しかけておきます。 そうすると、もっと楽に落ちます。 バケツの黒い水の中で長時間洗ってもキレイになりませんし、手も汚れると思います。 また筆をしまったまま乾くのを待つと時間がかかるので、毛が蒸れて傷むと思います。(抜け毛の原因になります) すみません。 動画を拝見しましたが、華鳳先生ご自身は、磨った墨で書かれていて、使用後はすぐにきちんと洗う方なのだと思います。 ですからシンクでトントン、、で根元の墨まで落ちるのです。 でも墨汁は成分が異なるので、それでは残ってしまいます。根元をもんで洗ってください。 また「筆の軸」を回して洗わ ないでください。 穂を持って軸の方を回すと、力が入りすぎて毛の根元に負担がかかり、切れる原因になると思います。 特に割れている筆は、根元に墨の塊があるので早く切れるのではないかと。。(抜けるように見えるのですが、実は切れているのです) 私は同じ筆を複数本、かわりばんこに使うので、墨汁だと一本あたり三、四年くらいもちます。(磨った墨だと十年くらいもちます)
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短期間ってどれくらいでしょうか。 筆は消耗品ですから、それなり稽古量あれば漢字大筆で1ヶ月前後、かな筆だと1週間とかで買い替えです。
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