簿記1級に関してです。 取替法は棚卸資産の評価方法における後入先出法と同様に この後の 物価上昇時には、名目利益を排…

Question

簿記1級に関してです。
取替法は棚卸資産の評価方法における後入先出法と同様に

この後の

物価上昇時には、名目利益を排除する効果があると言われている。のこの部分を分かりやすく教えてください。名目利益とは？どういう効果？

Answer 1

この場合の名目利益は物価上昇による売上増加分を指します。
いつもなら100円で売る商品でも、時間の経過による物価変動により、110円で売るとなると、その差額の10円は企業努力で稼いだわけではなく、単に物価上昇によるうまみとなります。

取替法は支出の都度費用とする方法ですので、その期に獲得した売上高と取替法による支出額はほぼ同じ時期での時価を反映した金額となり、物価上昇を考慮する事なく企業努力のみのうまみを認識することができます。