簿記の投資と資本の相殺消去についてです。例えば、親会社が1600円で子会社株式を100%取得し支配を獲得した。この時の子…

Question

簿記の投資と資本の相殺消去についてです。例えば、親会社が1600円で子会社株式を100%取得し支配を獲得した。この時の子会社の資本は、資本金1000円、利益剰余金600円だった。この時親会社の投資と子会社の資本が二重計上になるから相殺消去する連結仕訳をしなさい。という問題があった時、投資と資本を相殺するのは分かるんですが、親会社が子会社株式を買った時に子会社に計上した資本金1600円はどこに行ったんですか？こんがらがってしまったので分かりやすく説明して貰えると助かります。長文失礼します。

Answer 1

P社がS社株式を取得した時にS社の資本金は増加しません。（S社が増資を行った際に買い付けたのであれば例外）

S社が新株を発行して、P社がその新株を取得しているのであればS社の資本金は増加します。
しかしP社はS社の"株主から"すでに発行済みのS社株式を取得しています。

S社視点で見ればすでに発行済みの株式を外部の人間が買ったり、売ったりしているだけですのでS社に何かが払い込まれることはありません。よってS社の資本金は増加しません。