派遣社員ではなく、請負社員だったら2004年の派遣法改正前から工場での製造業務は可能だったのでしょうか？

Question

派遣社員ではなく、請負社員だったら2004年の派遣法改正前から工場での製造業務は可能だったのでしょうか？私は20年前の2003年、派遣会社に派遣社員として勤めていて工場に派遣されて製造業務をしていました。先輩には私より3年も前から、つまり2000年から派遣社員として工場での製造業務をしていた人もいました。
↓しかし、派遣社員として製造業務が可能になったのは2004年からです。
https://haken-no-mikata.com/blog/2036/
『2004年の法改正により、これまでにも希望が多くみられたたものの、禁止業務として定められていた「製造業務」に関する派遣が、1年の期限付きで認められるようになりました』とありますね。
この派遣改正法のことを知ったのは最近のことです。疑問に思って何人かの人に訊いてみると「それって派遣社員じゃなくて偽装請負社員だったんじゃないの？」と訝しがられました。
「偽装請負」というものも知らなかったので調べてみたら、心当たりのあることばかりで20年前に自分では気付かず偽装請負社員をしていたのかと怖くなりました。
つまりあの派遣会社は「請負社員だったら工場での製造業務ができるから偽装請負をしよう」と違法行為をしていたのかと。その場合、もちろん派遣先の工場も知っていたと思います。
もし請負社員は2004年の派遣法改正以前から工場での製造業務が可能だったのなら偽装請負だったことはもう決定的です。それを知りたくて質問させてもらいました。
ただ、請負社員でも製造業務はできなかったとするならどうして自分や先輩などが工場で製造業務ができていたのかそこが謎になるのですが……

Answer 1

＞派遣社員ではなく、請負社員だったら2004年の派遣法改正前から工場での製造業務は可能だったのでしょうか？

請負であれば、ずっと可能です。
大企業の敷地内には下請け会社がたくさん入っていて、いわゆる構内下請けと呼ばれています。
構内下請けであるにもかかわらず、発注会社が指揮命令をしている場合は偽装請負と呼ばれています。（労働契約関係がないので指揮命令はできない）
実態として偽装請負状態であったために、派遣法改正で派遣が認められたという流れでしょうね。