土木の舗装のＣＢＲについて教えてください。 質問① ＣＢＲの結果がよくない場合、路床の入れ替えや改良 又は 路床…

Question

土木の舗装のＣＢＲについて教えてください。

質問①
ＣＢＲの結果がよくない場合、路床の入れ替えや改良 又は 路床をいじれないときは路盤で調整する。という認識はあっていますか？

質問②そこで、路盤で調整するというは、アスファルト、基層、上層、下層とある中で、どれをどう調整するのですか？（簡単な例があるとうれしいです）

質問③
質問②の派生的な質問となりますが、路盤の厚さ（アスファルト～下層）自体が変わることがあるのですか？

Answer 1

計画交通量から設計CBRが決定するので、一般には目標の値を路床改良（混合、入替、構築路床）等で行うのが安価に成る筈ですが、路床改良では無く舗装でTAの目標値を達成する為には、安価な材料の厚さを増しTAを確保しますが、その時には安価な材料としては、路盤と云う事で①が合理的ですが、厚さが増えて計画高さに影響しますので、②のどの様な調整をするかは参考の213/929を参考に、施工上の最低厚さを確保して、路床や計画高さは変えずに、舗装構成を変えてTAを確保するには、TAで条件を確保してどの部分を変更するかを検証しなければ成りませんが、その結果が③のどうしようも無い可能性も含んでいます。
舗装構成の決定208/929～を参考にして下さい。
CBRが目標より低い場合の舗装構成を参考（国交省 標準舗装構成213/929)にして、②の例としてこの構成例内に合計厚を満足する構成が有る事を願います。

しっかりした選定理由書を作って置かないと、理解が得れずに過大積算と成る可能性が有ります。

参考（国交省 舗装構成の決定208/929-：標準舗装構成213/929）
https://www.cgr.mlit.go.jp/techserv/documents/01/r5/r5_003.pdf