学閥っていうのは、物の見方、捉え方の違い、思想や哲学的な発想の違いなんです。 勤続9年では、まだそんなステージには及んでなくて当然です。 ある程度の域に達してはじめて、今まで自分が何処で学んだか、どういう思想の影響を受けたかの差が出ます。 しかし、私も含め、その域には到達しえない一社員レベルの人間は、えてして学閥というのは、ただ出身大学が同じ仲間の派閥、ってイメージで捉えがちなのです。 たとえば東大と京大なんてレベルで云えば同一でも、ベクトルの向きみたいなもんが全然違うものではないでしょうか。 早稲田と慶應もです。 向き合う課題が、ある域に達すれば、両校の建学の思想の違いの差が出るでしょう。 私ごとき者では、磁界と云うのか地場と云うのか、回転数と云うのか回転速度と云うのか、惑星と云うのか遊星と云うのか、みたいな、どうでも良い次元しか知り得ませんが、果たしてより究めた立場になったときにはどうなるか、だったでしょうよ。 ですが、時代は変わりました。 今は日本のどこの企業も、中途採用に積極的です。 雇用のあり方の変化にもよりますが、やはり、同じ会社にどっぷり浸かり、皆が同じベクトルを持っていてはダメだと気付いたから、他所から来た人の新しい風向きを期待しているのです。 時代はますます出身大学なんぞは関係無くなってきます。 これからは、まっとうな株式会社なら、ときとして社長でもクビにすることも出来るようになってないとダメなんです。 かつてのJR西日本の井出正敬(東大経)ワンマン経営時代みたいな会社になっちゃったらダメなんです。 日銀トップだって、これまでの官僚系ではなく、学者系から選ばれたわけですし。 さあ、そんな時代に、果たして学閥なんぞを気にして、どうしましょうや?
どこの会社でも学閥は存在しますが、JRもご多分に漏れずに学閥は存在します。 まだ経験の浅い時期や中堅辺りまでは、出身大学に関係なく(ある程度はありますが)、その人物像や仕事ぶりで出世していきますが、やはり出身大学によって頭打ちになったり出向いなったりと差が生まれ、最終的に本体に残るのは同じような出身大学で占めることになります。 つまり、東大や京大以外は役職になれたとしても平の執行役員止りで、それ以上は厳しいでしょう(中にはJR東海のように、名大出身の社長も存在しましたが)。 それは東大京大以外の7帝大や早慶でも言えることで、それ以外であれば役職や間接部門の管理者どころか、直接部門の現場長が上限の場合もあります。
学歴厨の思い込みさ。気にしなくていいです。
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