一般に県職員は県内での転勤がありますが、なぜ県職看護師は転勤がないのですか？ 希望すれば転勤できますが基本ないようです。…

Question

一般に県職員は県内での転勤がありますが、なぜ県職看護師は転勤がないのですか？
希望すれば転勤できますが基本ないようです。
ちなみに他の医療職は転勤があるようです。

Answer 1

1149865060さん

質問者さんの地元の都道府県ではそのような扱いなのかもしれませんが、日本中の都道府県が同じとは限りません。

県庁の事務職員を県内のあちこちの事務所に転勤させるのは、

①いろいろな職場や場所を経験させて経験を積ませるため
②それぞれのポストに必要な能力や経験(＝地位)の人を付けるため
③僻地やきつい職場など、希望を聞いていたら誰も希望しないポストに誰かをローテンションで付けるため
④あまり長く同じポストにいると地元の業者などと癒着が生じるおそれがあるため

といったところですが、これを県立病院の看護師に当てはめると、例えばある県に東部･西部と二つの県立病院があるとして、

看護師の仕事というのはどちらの病院でもそんなに変わらないので、例えば東部病院の誰かをどうしても西部病院に行かせる必要がある、というケースは生じにくいでしょう。看護師さんの場合その他の事情も生じにくいです。

そうすると、看護師さんの場合家族が居たりして、無理矢理東部から西部に異動させれば辞めてしまうので、事実上それぞれの病院ごとの人事にしている、ということなのかもしれません。

それに対し、例えば医師だったら専門性があるので、西部病院で外科の医者が足りない、というときには東部病院から回そう、とか、保健所長をやってもらおう、とかの事情が生じることがあるのかもしれません。