解決済み
ISO9001取得部門の、部門内管理事務局の作業(維持)についての質問ですISO9001取得部門の管理事務局男性から、彼担当の(管理)作業に時間が掛り面倒だと言い、組織を越え未取得(これからもとらない)の本社組織の私の所へ直接仕事を振られ困ってます。(その都度、上司に助けてもらっています) そこで質問ですが、管理事務局が作業の維持をしたくないのなら、権利を返上したほうがよいのではないでしょうか? (メリットがあって取得したはずなのに、事務局側がこのような状態で・・・) また、未取得の部門に、管理事務局の管理作業をやらせてもよいものでしょうか? 何よりカチンと来たのが、自分が面倒でやりたくないから私に彼の仕事をしてほしいと、お互いの上司を通さず振ってきたことです。 (スミマセン、これはちょっと愚痴です) よろしくおねがいします。
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お疲れさまです。大変さが伝わってきます。 「そこで質問ですが、管理事務局が作業の維持をしたくないのなら、権利を返上したほうがよいのではないでしょうか?」 →あると思います! 品質マネジメントシステム4.1d)においても、組織が必要な資源(人材、設備、資金)および情報を利用できるようにするというのが規格の要求事項にあります。根本的に、品質マネジメントシステムとはなんぞや!と考えた場合、自分のところで処理できないものを他のところで処理するのは、マネジメントシステムが機能していないことになります。 おそらく、建前だけの看板目的も否めません。 しかし、それがわかったら、その時点で、改善を要求し、改善していくのも品質マネジメントシステムの魅力です。 権利返上というよりは、まずは改善ができるのかどうかといったところですね。 あなたがその仕事を引き受けなければ、結局その仕事はどうなるんでしょうかね? 「また、未取得の部門に、管理事務局の管理作業をやらせてもよいものでしょうか?」 →あると思います! ISOとはいうものの、誰が何をやってもいいわけです。しかし、その仕事を他の部門の人がするというのならその人が、その仕事をする力量があるのかなど、きちんと把握されていないといけません。単なる雑用であれば、そこまでしなくてもいいのですが、品質に関わる仕事を手伝う場合、ISO未取得の組織でやらせてもいいですが、本当にやらせて大丈夫かどうかの保証が必要です。 「お互いの上司を通さず振ってきたことです。」 →やっちゃってます! これがあると、マネジメントシステムって、あまりうまく機能していないんじゃないかなあと思います。 おそらく他にも苦労されているところが、いっぱいあるんじゃないんでしょうか。 ISOというよりは、もう一度、自分たちの仕事の意味、目的、そしてやるべきこと。これを明確にして、誰のために仕事をするのかを考える機会をもったほうがいいんでしょうね。それを考えると、結局、内部で相談して、リーダーが方針を出して、目標を決めて、進捗管理をして、設備を点検して、顧客満足を把握して、教育して、適切な人材配置をして、危ないところは改善して、ミスったところは再発防止をしてということになるんじゃないでしょうか。これ全部ISO9001の中の規格ですよね。ISOは後からどうにでもなるものです。 「仕事の意味」を再認識するいい機会だと思います。どうせなら、楽しく仕事しなくちゃ!
>そこで質問ですが、管理事務局が作業の維持をしたくないのなら、権利を返上したほうがよいのではないでしょうか? についてですが、会社として、その部門にしゅとくさせたのでしょうから、権利返上は社会的評価のマイナスになる可能性があります。 とくに製造業でISO9001を取得していない企業は、ISOを取得していないことで失注したりなどの可能性もあります。 なので、維持できるのであれば、維持したほうがいいと思います。 社会的信用につながりますから。 >また、未取得の部門に、管理事務局の管理作業をやらせてもよいものでしょうか? についてですが、管理作業はどこがやっても構わないでしょう。具体的にどういう作業かわかれば回答しやすいです。 たとえば、フロー通りに作業が進められ、確認作業が行われているかという日常の確認は取得部門でなければできませんが、その記録をまとめる作業などは、どこの部門でやってもかまわないということです。 想像なので、この程度で。 >自分が面倒でやりたくないから私に彼の仕事をしてほしいと、お互いの上司を通さず振ってきたことです。 については、 普通に考えれば、あなたへの業務に関する指揮命令権は誰があるのでしょうか? また、あなた自身の業務は、そういう自部門以外からの要請に対応するミッションがあるのでしょうか? 前者の場合、あなたの上司に指揮命令権があるなら、その担当者に、今後は上を通してくれ、というべきでしょう。 分課分掌から言っても、おかしい話になります。 また、後者であれば、彼の作業を肩代わりするのではなく、どうやって彼も楽にQMSの維持管理さぎょうができるかを考えるべきでしょう。人を増やすように提言したりすることも可能でしょう。 なんでも「はい、はい」やってると、あなたの本来の仕事ができなくなって、本末転倒です^^: いずれにせよ、まずは上司に相談してください。
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