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建設コンサルタントで技術士(建設部門)をすでに取得していますが技術者としてのスキル向上以外に総監部門を取るメリットはあり…

建設コンサルタントで技術士(建設部門)をすでに取得していますが技術者としてのスキル向上以外に総監部門を取るメリットはありますか?

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回答(2件)

  • メリットは一切ありません。スキル向上も関係ありません。 この前も技術士会から「総監は必要か?」という旨のアンケートがメールで回ってきてた気がします。技術士会ですらその認識です。 総監取るメリットを強いてあげるなら見栄ですかね。

  • 総監は技術の向上とは無関係です。組織運営、つまり「経営」です。 組織の管理に立てば、目の前の技術的な問題以外の 例えばよく言うのが3H「初めて、久しぶり、変更」という いわゆる「どうすればいいの?」という問題に突き当たります。 その時に、何が問題で、それに対し5つの管理の何を充てればいいのか また要求者(クライアント、住民、上司、法律など)は 何を要求(PQCDSME)していて、 それに対し何のリソース(いわゆる4M+情報)を充てればいいのか、 こういう日常で起こる広範で複雑な問題、人命や財産に関わる逼迫した問題、に対し、何が答えなのか、余計なことを考えず、 一直線に解答にたどり着くことができます。 また近年ではハラスメントや障害者雇用など、組織運営に大きなダメージを 与えかねない職務問題なども いち技術者では無関係であったインシデントにもかかわっていかなければいけません。 その時にも職務設計の中核的五次元やPM理論など、人の能力を最大に発揮してもらう「ノウハウ」というものがありますので それらを利用して、合理的な組織運営につながることができます。 そして最後に、青本がなくなって以来、近年の総監が最も影響を受けている と言われる「リスクマネージメント」ISO31000です。 現状確認、リスクの見積もり、影響の大きさ、発生可能性、リスクの線引きなどにより リスクを4つのエリアに分け、回避、低減、保有、許容(今の考え方はもっと多様ですが)どの対応を取るのかの単純化など。 これらは総監全体の1%も示せていない内容ですが、 これらの経営、組織運営ノウハウを得られる資格はあまりありません(中小企業診断士くらい) そういう稀有な資格ですので、上記申しましたインシデントをちょっとでも経験したことであるならば、チャレンジする価値は十分にあると思います。 一方で研究職や、検査機関など、比較的ルーティーン作業が多い業務の場合、 イレギュラー案件に遭遇しない業務などではあまり取得する価値はないかもしれません。そんな感じです。

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