損保ジャパンでの配置転換を拒否できない理由を教えて下さい。 40代男性です。 ちょっと前に損保ジャパンでのリスト…

Question

損保ジャパンでの配置転換を拒否できない理由を教えて下さい。

40代男性です。
ちょっと前に損保ジャパンでのリストラ策として、「介護業界の子会社への転籍」が話題になりました。https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00118/00031/
何でも、拒否できない転籍らしいですが、なぜ拒否できないのでしょうか。
一般的な雇用契約では、子会社であろうと、法人が異なるのだから、雇用者の承諾なしには転籍ができないはずです。
もっとも、転籍を拒否すると、居づらくなるような圧力はかかるのでしょうが。

お分かりの方、ご教示頂きたくお願いいたします。

Answer 1

出向もしくは転籍とあります。
組合員は出向、管理職は転籍なのでしょう。
転籍出向ともに、合理的理由、公平な選択（事前に希望者を募った後、不足分を指名する）がなければ無効です。

拒否できない転籍という記載は、一部の個人的な意見です。反対意見を述べている労働者よりの人もいます。
ただ、いずれも争われた結果を記載した訳ではないと思います。

Answer 2

昔は、労働組合員を配転すれば、「不当配転」と言われて、裁判で争えば労働者が勝つとされていました。古い会社の労働組合の倉庫には、「不当配転」という垂れ幕が保管されていると思います。最近は、リストラ時代になったこともあり、解雇を回避する努力として、配転が認められるように変わりました。

従って、「裁判で争っても勝てない」→「配置転換を拒否できない」と言われているのだろうと思います。判決が景気などに左右されることは納得しにくいのですが、世の中の現実なのだと思います。

最近でも、まだ「不当解雇」の言葉や垂れ幕は残っていると思います。しかし、将来的には、「雇用の流動性」が優先される恐れがあると危惧しております。