例えば、市役所志望として、

Question

例えば、市役所志望として、自分のある学生生活の経験(サークル旅行)から、今まで気づかなかった自分が住む街の良さに気づき、職員になってその魅力をアピールしたいとESに志望動機の一つとして書く場合の話ですが、
学生時代にもそのアピールってしようと思えばできたわけじゃないですか(SNSやボランティア等を通して発信するなど)。
だから、こういう学生時代のアクションが乏しい場合って、志望動機のきっかけはあっても、行動力の無さから落とされたりしないんですか？
去年の合格者のES一覧を見ていて、上記の志望理由があったので、疑問に思ったことです。

Answer 1

面接の評価は「ある一部分だけ」では決まりません。
このため、志望動機だけの是非を考えても大した意味はありません。

また、志望動機に限らず他の項目に関しても言えることですが、面接に関することは、「回答したことの先に何を用意しているか、深掘りに耐えうるか」という面で大丈夫ならば、よほど的外れな事を回答しなければ「概ね良い」とも言えます。

で、ご質問のケースで言えば…
様々な回答を通じて、志望動機に則した行動力をアピールできる方がベターなのは、質問者さんの仰るとおりだと思います。
しかし、その点(＝街のアピールに関する行動力)だけで評価が決まる訳ではないので、それが無くても「他の部分で評価される内容がある」ならば、高評価を得られる可能性は「充分にある」ということでしょう。
…それは、公務員の職務は多岐にわたり、一生の仕事として捉えれば、それこそ様々な資質が必要となる点を捉えても、自然な事だと思います。

と、言うことで…
その合格者さんは、仮に「行動力の有無を気にする面接官」に出逢っても、他の資質のアピール、または違った形での行動力アピールに成功した…
面接官に「組織に役立つ人材だ、一緒に働きたい」と思わすことに成功した…
という事です。