社会保険適用拡大について

Question

社会保険適用拡大について最近ネット上の求人案件などを見てると、2ヶ月を超える雇用の見込みがある短期アルバイト、パート労働者に対して、契約を一ヶ月ごとの再契約にすることで、社会保険の適用を回避しようとしている企業が目立つようになってきていますが、これは違法ではないのでしょうか?国はなぜ対策をしないのでしょうか?
なぜ多くの企業が公然とこのような求人を出せているのでしょうか?

社会保険適用拡大により、2022年10月から従業員500人以上の企業は、以下4つの条件全てを満たすパート・アルバイト労働者を新たに社会保険の加入対象者とする事となります。

週の所定労働時間が20時間以上30時間未満
月額賃金が8.8万円以上
2ヶ月を超える雇用の見込みがある
学生でない

Answer 1

2か月以内の期間を定めて雇用される場合でも
2か月を超える事が確定した段階で社会保険に加入する事になります
事実上、契約が継続している場合は、
一か月毎の更新の場合でも雇用継続期間となりますし
三回以上の更新がある場合に、雇用止めするときは
無期の解雇予告と同様な手続きと理由が必要となり
最大更新回数、又は最大雇用継続期間が決められていない限り
更新される事になりますから
3か月後は、無期と変らない状態になりますよ
「社会保険の適用を回避」というよりも
社会保険の加入手続きをしてもバックレる人が多いからでしょうね
※現在は101人以上の企業、来年から51人以上の企業
その後5年を目途に全事業者に拡大の検討が行われます