警察の人事異動で刑事課から生活安全課に異動になるというのは左遷ですか？

Question

警察の人事異動で刑事課から生活安全課に異動になるというのは左遷ですか？

Answer 1

いいえ、これを左遷だと言う人は内部を知らない、只のテレビドラマオタクでしょう。

幾ら成績の優秀な者で本部系に勤務していたとしても、昇級昇職試験に合格すれば所轄に出されます。
そして、昇級昇職試験に合格しなくても5年で定期異動となります。
(機動隊なら3年で定期異動)

これは癒着関係の防止や不正防止のため、都道府県警察全ての警察職員がされている事です。
良くテレビドラマなどでは、ベテランの捜査員が所轄地域員となり交番勤務となった事で、何かのヘマをして左遷された、という流れに描かれてますが、実際には警部補までの階級なら、職員誰もが通る道であって当たり前の事なのです。
なので、捜査経験豊かで成績の良い者でも、地域や交通に勤務する事も普通に在って、本人の意思や上司の一存で決められる事では無く、全ての異動は人事課で決められます。
上の考えとしては、階級と共に色々な業務を経験させ、スキルを上げさせる事が目的で、さまざまな部所に異動させるのです。
これは一般企業も同じだと思いますよ。
東京都では、このような事も在ります。
異動先が都内の署轄では無く、伊豆七島への転勤も在ります、大島から小笠原までの島は東京都ですから当然、警視庁職員が勤務します。
一般の人から見れば、左遷されて島流しじゃんか！、と思われるかも知れませんが、自ら希望して競争倍率の高い島部勤務なのです。
都会の忙しい勤務から2年間離れ、自然豊かで夏以外はのんびり出来る島部勤務を希望するのです。

本当の意味での左遷とは、昇級昇職試験に上司の意向で合格させないようにされ、時期や満期が来ても異動が無く、飼い殺し状態にさせられ精神的に追いやられる事を、内部では左遷と言います。
そのような立場にされた者は自ら辞表を出すように仕向けられます。
公務員法に依って、全ての職員の任命権者は警視庁なら、警視総監では無く、東京都知事が決めるので、上司の一存でクビにする事は出来ないのです、其れ故、警察組織内ではそのような方向にさせるのです。

例えば、異動先に不満が在ったとして、職員相談室にそれを告げれば、本来職員の立場を守るための職員相談室は上の方で繋がっていて、相談した事が仇となり、告げた者は異動先で精神的に追い込まれる結果となり、自ら職場を去らざるを得ない結果となります。

なので、捜査から交番や交通、といった畑違いの異動で在っても、それは左遷では無く、本人のスキルアップのための異動なので、悪い方向では無いのです。
そして、本当の左遷とは異動も無く、飼い殺し状態にされる事が本当の意味での左遷なのです。

Answer 2

明らかに左遷だと、素人の私は思いました。

Answer 3

左遷ではありません。
捜査能力があるのでしょうね。

左遷なら、交番か駐在所です。

Answer 4

生安でも、捜査部門があり、活動内容は重複するところがあるので一概にはいえないと思います。
長年、生安関係で捜査部門を担当してきて、ポストが空いていないので、一時的に刑事課で勤務し、生安課のポストが空いたので異動するという人事もよくあります。