解決済み
日商簿記検定2級、決算整理事項にて。期末商品棚卸高の仕訳の分け方が文章より読み解けません。 どのように理解すればよいか教えて下さい。 【わからない点】決算整理事項の際、以下の⑤と⑥を仕訳に入れたり、入れなかったり。 「仕入」と「繰越商品」への加算・減算の区別ができません。 いつもここで適当に入れたり入れなかったりで理解しておらず、間違えてばかりです。 教えて下さい。 【詳細】 ①(借方)仕入〇円/(貸方)繰越商品〇円 ②(借方)繰越商品◇円/(貸方)仕入◇円 ③(借方)棚卸減耗△円/(貸方)繰越商品△円 ④(借方)商品評価損×円/(貸方)繰越商品×円 ⑤(借方)仕入△円/(貸方)棚卸減耗△円 ⑥(借方)仕入×/(貸方)商品評価損×円 【テキスト問A】 商品の期末棚卸高は次の通りである。 売上原価を仕入れ勘定で計算する。 ただし、棚卸減耗及び商品評価損は、外部用の損益計算書では売上原価に含めて表示するものの、総勘定元帳においては、棚卸減耗及び商品評価損を仕入れ勘定に振り替えず、独立の費用として処理する。 という問いに関し、テキスト回答は①~④の仕訳です。 その際③の繰越商品◇から④繰越商品△×円と⑤繰越商品×円は減算して良いのでしょうか? 【テキスト問B】 商品の期末棚卸高は次の通りである。 なお、売上原価の計算は仕入れ勘定で行うが、棚卸減耗と商品評価損は独立の科目として処理する。 という問いに関しても、テキスト回答は①~④の仕訳です。 【テキスト問C】 期末商品帳簿棚卸高はX円である。 A商品には商品評価損Y円である。 B商品には棚卸減耗Z円が生じている。 いずれも売上原価に参入する。 という問いに対して、テキスト回答は①~⑥の仕訳です。 【テキスト問D】 期末商品帳簿棚卸高はX円である。 A商品には商品評価損Y円である。 B商品には棚卸減耗Z円が生じている。 商品評価損は売上原価の内訳科目に、棚卸減耗のうち、商品Xにかかる分は原価性があるため売上原価の内訳科目として処理し、商品Yにかかる分は原価性がない為営業外費用とする。 という問いに対しても、テキスト回答は①~⑥の仕訳です。 【私のわからない点】 テキスト問A、Bも 「売上原価を仕入れ勘定で計算する。」等とあったりするので⑤と⑥を入れてしまいます。 どこでどう区別したら良いのでしょうか? よろしくお願いいたします。
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Aは少し分かりにくいですが、総勘定元帳では独立とあるので、3.4をやって終わり、5.6はやりません。 ただ、後TBから財務諸表へ転記する際に、表示を変更するという内容です。 この場合だと、総勘定元帳および後TBには、棚卸減耗損と商品評価損が表示されることになりますが、損益計算書にはこれらは無くなり、売上原価に含めた金額にされます。 仕訳せずに表示のみ変更するという最終兵器的なやつです。 貸借対照表の商品には、いずれにしても全てを控除した純額が表示されます。 Bでは、独立してとあるので途中まではAと同じで、損益計算書の表示も棚卸減耗損と商品評価損が表示され、売上原価はこれらを含まない金額となります。 貸借対照表の商品は同じです。 Cは、売上原価に算入とあるので、独立して表示はしませんから、5.6までやります。 Dは、棚卸減耗損のうち、Yの部分は5はやりません。他は売上原価に含めるとあるので、他とおなじです。
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