解決済み
根本的なことなので、暗記で済ませるのは無理だと思います。 (連結財務諸表ができあがらず正解できる問題が少なくなりすぎる) 連結では連結グループの外部に対する債権や債務の金額を貸借対照表に残します。 このため、親会社と子会社の貸借対照表を単純合算した後で、親子会社間の債権債務を相殺消去します。 貸借対照表は借方と貸方にわかれていて、借方は資産、貸方は負債と純資産です。 例題のP社とS社の貸借対照表を単純合算すると、借方の売掛金は180百万、貸方の買掛金は180百万になります。 これを消去するためには貸借を逆にした連結仕訳が必要なので、連結仕訳は貸方に売掛金180百万、借方に買掛金180百万になります。 (売掛金も買掛金もそれぞれ、借方180百万と貸方180百万円を相殺させて残高ゼロにする) 損益計算書も同様ですが、売上があがると売掛金や現預金などの資産が増え、費用があがると未払金などの負債が減るか現預金などの資産が減ります。 (借方 売掛金、貸方 売上高のように) なので、損益計算書では貸方が収益で借方が費用になり、貸方の方が多ければその分が利益で、借方が多ければその分は損失です。 P社の売上860百万は貸方、S社の仕入は借方なので、これを消去するのであれば貸借を逆にして借方に売上860百万、貸方に仕入860百万の連結仕訳になります。
>>P社からS社は貸方に >>S社からP社は借方に書くようですが そんなことはありません。あくまで修正する費用収益、資産負債に併せて貸借は変動します。アップストリーム・ダウンストリームによる貸借の変化は起きません。 恐らく資料2の話ですよね? こちらはただ単に、P社がS社と行った取引と、S社がP社と行った取引とが書いてあるだけ。 2級では必ず双方が同じ金額で出題されますので、単純に相殺するだけで大丈夫です。 売掛金は資産だから貸方で減らす。 売上高は収益だから借方で減らす。 といった形で、あくまで科目の性質によって貸借を決めましょう。 書いてある内容がP社とS社とで全く逆(例えばP社の方に買掛、S社の方に売掛がある)だとしても、仕訳は同じになります。
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る