解決済み
将来は公認会計士のフリーランスになろうと考えている高一です。そこで質問なのですが、公認会計士の資格をとってすぐフリーランスとして働くことは可能なのでしょうか?監査法人の非常勤などが良いと聞いたのですが、やはり1度どこかに就職した後に独立したほうが安定するのでしょうか?
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公認会計士です。 独立しており、直接顧客と契約したり、他の公認会計士の仕事のサポートをしたりしています。 「公認会計士の資格をとって」というところがどこのポイントを指すかによって若干回答が変わります。 ⓵試験合格直後(公認会計士試験に受かるとすぐに公認会計士と名乗れるわけではなく「公認会計士試験合格者」になります)。 ②公認会計士登録直後(試験合格後2年間監査法人に勤務するなどして業務補助を行い、3年間の実務補修を受け、その後終了考査に合格することによって公認会計士として登録できます)。 ⓵の時点でフリーランスになることは物理的には可能ですが、いいことはあまりなさそうです。ご記載の通り監査法人の非常勤などの口はあり得ますが、基本的に中小監査法人になるでしょうし、未経験者だと採用されない可能性もあります。そうすると積める経験の質・量、給与ともに常勤には非常に劣ると思われるので、いいことがないです。 コンサルティングで他のフリーの公認会計士に作業的なものを頼まれるなどの可能性はありますが、単価は安いでしょうし体系的に経験を積めない可能性が高いのでこちらもいいことはなさそうです。そもそもそういうフリーの公認会計士も合格直後では探しにくいでしょう。 なお自分が直接顧客と契約して何か仕事を取るのは限りなく不可能に近いです。 ②の時点でフリーランスになるのもまだまだ経験不足であまりいいことはなさそうですが、こちらは不可能ではありません。稀にですがそういう人もいます。 監査法人の非常勤、またフリーの会計士を通してのコンサルティング作業の依頼などはあり得ると思います。但し、あまり高い単価にはならないでしょう。 また、この時点で他の公認会計士に比べて何か有利な能力があるとは思えないので、自分で顧客と直接契約するのはなかなか難しいですし、契約を取っても結局経験不足で自分が苦しむことになるでしょう。 要は「ちょっと単価の高いバイト」に留まる可能性が高いです。 通常は監査法人などに最低でも5年程度勤めるか、監査法人に勤めた後コンサル会社や税理士事務所などに行って独立できるだけのスキルを得てからフリーランスになります。 結局顧客と契約するには公認会計士間での競争になるので、ただ公認会計士であるだけではダメで、公認会計士であっても誰にでもできるわけではない、というスキルが必要です。
なるほど:5
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