そもそも平均法や先入先出法とは完成品と月末仕掛品の評価方法ですよね。 両方法の何が異なるかというと、月初仕掛品と当期製造費用の区別がされているか否かです。 平均法は月初仕掛品と当期製造費用の区別をせず合計したものの単価を用いて、完成品と月末仕掛品を評価します。 先入先出法は、月初仕掛品と当月製造費用を区別して、当月製造費用の単価のみを用いて、月末仕掛品を評価し、当月製造費用の残りと月初仕掛品を合計して完成品原価とします。 この両者が一致するパターンは ①月初仕掛品が存在しない ②月初仕掛品の単価=当月製造費用の単価 が考えられます。 ②について 材料費のみで考えます。 月初仕掛品10個、1,000円(@100) 当月投入500個、50,000円(@100) 完成品450個、月末仕掛品60個のとき 平均法では1,000+50,000=51,000を10+500=510個で割り 51,000÷510=@100 完成品は450×100=45,000 月末仕掛品は60×100=6,000 先入先出法では当月投入のみで50,000÷500個=@100と単価を出し、 月末仕掛品は60×100=6,000 完成品は総額51,000-月末6,000=45,000 または、月初1,000+当月投入から完成したもの(50,000-6,000)=45,000 と計算され、両方法で一致することがわかります。 どちらの方法でも単価を出して、月末仕掛品の数量をかける手順をすると思います。 そのとき、単価が同じであれば計算結果も同じなはず。 ではどういうときに単価が同じになるのかという流れで考えるとわかると思います。 長々と書きましたが簿記の問題を解くに当たって必要な知識ではなく算数や数学っぽい話ですので気にする必要はないと思います。
1人が参考になると回答しました
偶然です
たまたまだと思います。
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