パワハラによる退職についてです。 店長にパワハラを受け、音声の録音を残しておきました。 勤務先は大手の一流企業で…

Question

パワハラによる退職についてです。

店長にパワハラを受け、音声の録音を残しておきました。
勤務先は大手の一流企業です。勤務時間中に仕事を与えない、勤務時間途中で帰宅をしつこく強要するなどの
事実が音声や勤務状況から確認できます。

もうこの会社にいるのは嫌なので、退職をしたいのです。
自己都合退職でただやめるのではなく、パワハラの事実をもとに
会社都合退職にし、退職金として給料の数か月分をもらいたいです。

今回のようなケースの場合、上記のようなことは可能なのでしょうか。
もし可能なら給料の何か月分ぐらいを受け取ることが可能でしょうか。
先ほど記載したように勤務先は大手の大企業です。

Answer 1

＞会社都合退職にし、

あなたから「辞めます」と言えばどんな理由であれ会社都合離職にはなりません。全く「会社の都合」ではないから、です。

なので自己都合離職で退職し、その後ハローワークにて「特定受給資格者」への理由変更申請をします。その際にハローワークが「パワハラが有った事実」を確認する手段は、録音ではありません。
（録音は友人らに協力してもらえたら自作自演できるので、証拠として採用されません）

＞退職金として給料の数か月分をもらいたいです。

会社としてそのような規定があるなら可能ですが、普通はありませんので不可能です。
もし求めるなら裁判で、となります。

＞給料の何か月分ぐらいを受け取ることが可能でしょうか。

裁判で争った場合、せいぜい2～3か月分くらいの上乗せがあるかどうか、くらいでしょう。

最大の問題はここです↓

＞勤務先は大手の大企業です。

であれば、沿裁判で出てくる弁護士は大手法律事務所の企業法務をバリバリしているような弁護士になります。
なのであなた側もよっぽどの弁護士を探して依頼しないと、歯が立たない可能性があります。
なので仮に2～3か月分上乗せされても、費用でトントンになってしまうかもしれません。