解決済み
北九州市はどうして高校生(学生)の卒業後の若者が流出しているのでしょうか? そんなに北九州(小倉)は仕事が無いのですか?地方都市にしては車やバスが無いと移動できないなどアクセス悪いなとは思います。
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確かに交通は便利です。新幹線、飛行場、フェリー、夜行バス、市内路線バスなど、整っています。 ですが、第一次石油ショック(1974年)以降、製鉄産業の衰退が本格化し、人口ピークは1979年の106.8万人、現在は92.4万人です。 今後30年ほどで、70万程度まで減ると予想されています。地価は安く、家も売れていません。いずれ日本最大のシルバーシティになるでしょう。 要するに、市として、発展の展望が見えないのです。優秀な学生ほど、それを察し、東京や大阪、最低でも福岡市で仕事を求めます。 地場の経営者の間でも、福岡市に支店を出すことが、挑戦、夢、と言われているほどです。 北九州市は1963年に5市合併(人口103万)で誕生したのですが、5市がそのまま区となり、区民のエゴを乗り越えて、中心の小倉に都心を作ることに失敗しました。予算をつねに均等分配したので、再開発ができなかったのです。第二次大戦で原爆投下有力候補として米軍が温存し、空襲しなかったのも、再開発のさまたげになりました。乱暴でカッとなりやすい市民性もあり、暴力団員も多く、その影響を受ける市議会議員もいたりなどで、歴代市長は面倒をきらって、本質的な改革をしませんでした。その結果、もはや手遅れに至ったのです。 こんな話があります。北九州はJR小倉駅前発のモノレールが走っていますが、普通の市ならJRに接続するようにホームを作るでしょう。しかし、駅前周辺の商店主らが、JRを下りてモノレールにそのまま乗られたら売り上げが下がる、と猛反対し、結局、モノレール駅を小倉駅からわざわざ1キロ近く離して建てました。その結果、モノレールは利便性がイマイチで開業直後から赤字、小倉駅周辺の発展の起爆剤にもならず、商店も売り上げは徐々に落ち、結局、10年?ほどたってからモノレール駅をJR構内に引き込みましたが、もはや宣伝効果もありませんでした。これなど、長期的思考ができず、目先の利益にしがみつき、怒鳴り散らす市民性による衰退の典型です。 1970年代に北九州市で過ごしましたが、当時は中高生に優秀な子もいましたが、教育水準の高い親が減り(転出したり、赴任をいやがったり)、結局、学力水準も低下しました。子供自身も、学業、スポーツなど何らかの才能を持つ、上昇志向の高い青少年は「この街ではダメだ」と思い、高校卒業段階で出ていく人が多いため、ますます才能が枯渇しています。残った子にも努力家はいるのですが、糞まじめ一辺倒で「先生や上司の言うことに従う」というムラ意識が強く、「ほかの人と同じことをやってちゃ勝てない」という意識がなく、個人個人の創意工夫のレベルが低いので、突き抜けた結果は出せません。 しばらく過ごせばわかりますが、けんかっ早いことを自慢にし、面倒があれば怒鳴り声で解決すればいい、という土地柄で、女性もそんな感じの人の比率が高いです(例外はいます)。本当は小心で権威に弱く、たとえば警察官や教師に対してはペコペコです。みんな一緒、がいいと思っているので、東京で「素敵だな」と思われるような個性的な人は、ねたまれてさんざんありもしない悪口を言われることも。まあこれは日本の地方にありがちですがね。ただ、北九州人は気が強いために、しつこいです。排他的で他人にない才能を理解しようとせず、「あいつはヘンなやつ」で片づけ、自分の仲間内で悪口を言うので、個性や才能ある人は北九州に期待せず、去っていきます。子供のころの同級生で、5大学(東大、京大、阪大、慶応、早稲田)に行った人でUターンしてきた人は、自分の友人にはいません。「北九州に都落ちするなら、中部地方か関西の、人口30-40万人の県庁所在地のほうがマシ」と言っています。 これも例ですが、以前、北九州のスポーツクラブに、結構な美人がいて、性格もよく、ちょっとガラの悪い男性会員から話しかけられても、無視せずきちんと応対していました。私は、一応、カッとなりやすい市民性について彼女に忠告をしておきましたが「みんないい人ですよ」と笑っていました。でも1年後、男たちはどんどん図々しくなっていって、とうとうとんでもない目にあいました。そのとき、あらためて相談されましたが、証拠を集めたり面倒くさいことを告げ「みな同じレベルと考えて、一刻も早く辞めること。ストーカー化する可能性が大だから、家の周辺でも気を抜かないで。今後別のところに入会するときは、男性会員は一切無視して、できれば用心棒のような男性と一緒にいたほうがいい」とアドバイスし、その通りになりました。 以上、あくまで一個人の見方であり、長所もあります。北九州人の長所は人懐こいところです。こちらがすごいと思わせなければ、意外と気持ちよく付き合えます。 質問者さんが若い学生なら、若くて上昇志向のあるうちは、大都会で才能と切磋琢磨したほうがいいです。地方都市に来るのは、大都会で思い残すことなく思いっきり頑張ったあとでいいです。 それか、個性的で優秀な友達なんかいらない、ただ、のんびり暮らしていければいいや、というなら、アリですね。 あるいは、中傷なんかくそくらえ、と、我が道をゆくタイプなら、意外といいよ、北九州。 生まれた時から北九州に住んでいる人は、上のような欠点を自覚したことがなく、よそと比較することもなく、もっとよくなろう、という気概も薄いです。批判されたときこそ向上のチャンス、という意識がありません。北九州は官営八幡製鉄所以来の富の蓄積を食いつぶして生きていて、そこそこ便利な街なので、優秀なよそ者に来られると、劣等感を刺激されたり、競争に勝つ自信もないので、学ぼうとせず否定するだけ。 ごくわずかな例外をのぞき、全体としては今後も衰退に拍車がかかると思われます。
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