'同じ会社'で、'同じ年齢'の場合、高卒で大卒者と同額の給与を貰える人間は、能力を評価されているでしょう。 しかし業種や会社が違ったり、年齢が違う場合には比較できません。 例えば、とび職などは学歴は要りませんし、年収は高いです。 大卒でも研究者になったりすると年収は安かったりします。 しかしとび職のほうが、研究者よりも能力が高いとは誰一人思いません。
まず、同じ企業で比べなければ混乱すると思います。 例えば、夫が勤務する会社【私も以前働いていた】は、 そもそも高卒と大卒での採用職種が違います。 また、それに伴い初任給が変わってきます。 高卒のかたがのしあがれるポジションも大卒がのしあがれるポジションまで行くことは出来ません。 年収も同じ勤続年数での比較でも高卒のひとが大卒のひとに勝つことは厳しいです。 日本有数の大手企業です。 さて、今私は外資系企業におります。 私は国立大卒です。 主婦で非正規契約社員から正社員になりました。 ただ、マネージャーは専門学校卒です。上司の年収は軽く1,000万を超えています。 外資系企業の場合能力が重視されることも多く、同じ立場の年収1,000万の他部門大卒マネージャーより優秀と言えると思いますし、 私は私の上司の考え方、部下への熱い気持ち、本当に尊敬することばかりです。 夫の【元私の】会社を批判することになりますが、学歴でフィルターをかけまくる日本の伝統企業に未来はあるのか?とさえも感じる日々です。
>年収1000万の高卒と大卒なら、前者のほうが数が少なく達成が難しいということでしょう。 それは間違いないです。 >高卒と大卒で年収が同じなら、高卒の方が能力があると考えるのが妥当でしょうか? 高卒と大卒では仕事内容やキャリア形成がなかなか同じにはなりませんから、単純比較はしにくいですが、収入が同じであれば社会からの評価としては同じと見做されてるとは言えると思います。 >順当に行けば大卒の方が収入が高くなるの当たり前ですよね? はい。その通りです。 大卒が条件になっている会社が多いので高卒では大きな制限を受け、選択肢が狭まるということになります。 >同じくらい優秀なら大学行ったところで収入は上がらないってことになりますが。 大学行けば大卒という条件をクリアしますので、仕事の選択肢は高卒より遥かに広くなり、高収入の仕事にも就きやすいです。 なので、優秀な人ほど大学進学した方が良いです。
大卒の母数が大きくなっている分だけ高卒の母数が小さくなるので平均値や中央値が大卒の方が下がるのは当然です。 子供の数は減ってるのに学部や学科が増え続けて定員割れしていても浪人生はいますし、そもそもそれだけの学生を引き取る企業が減ってることもあります。 日本の主軸は飲食観光産業で約7割の稼ぎですが進学率5割の現在、それらの関連企業しか求人がないんですよ。 当然報酬中央値が低い業種になるので大卒平均が下がる構図ですが、問題は収支のバランスです。 昔は大卒の生涯賃金が2億、3億と言われていましたが平均所得が400万弱の現在では40年同じ所得でも1億6000万なんです。 大卒で43年、高卒で47年なので大卒1億7200万、単純計算ですが高卒給与のほうが低いとして年360万計算でも1億6920万、300万で1億5000万程度です。 収支の問題はここからで単純に大学4年間の学費生活費が1000万、それ以前の塾など一般高卒生徒がかからない教育費の合計が500万だとしてもそれを引くと1億5700万が平均値なんです。 高卒との差が300万計算で生涯700万程度のプラス(学費充当にも足りません)、360万計算だと1200万と学費充当分1500万の2700万のマイナスです。 つましい一戸建てが建つ差ですね。 平均値でこのくらいなので実際には高卒で地方暮らしの方が大卒で都心に暮らしている人たちより可処分所得は高い感覚でしょうね。
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