解決済み
自衛隊の数ある職種の中でも、防衛大学校~幹部候補生学校時代に「出来っ子」だった人物が、配属されるケースが多い、所謂花形にあたる職種は、陸海空でそれぞれ何処になるのですか?
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海の経験です。特にどれが花形とかはなかったと感じます。 幹部候補生学校在校時に要員希望調査があります。ここでは水上艦艇、潜水艦、航空装備、経理補給、飛行(パイロット、TACCO)の区分で希望を出します。遠洋練習航海の帰路、帰国約1週間ほど前に本国から人事発令電報が届き、要員区分がわかります。花形がないという理由は、各要員の成績がばらけるようにしていますし、飛行(パイロット、TACCO)については身体適性が必要です。遠い将来に護衛艦隊司令官、航空集団司令官、潜水艦隊司令官などだけではなく、補給本部長や第3術科学校長(航空装備の学校)になる人も将官候補として育てておかなければいけないからです。また、よく「経補幹部が昇任しやすい」と言われていたこともありました。 水上艦艇要員については、幹部中級射撃、水雷、船務、航海、機関、掃海課程のどこかの課程に入校するのは主に1尉の1~2年目で、そこで自分の特技職が決まります。希望は幹部配置調書に記入して必ず出します。優劣の差はありません。機関幹部でも自衛艦隊司令官や地方総監になっている人もいます。なお、航海幹部は幹部中級航海課程の定員が年3人程度なので母数が小さく将官になる人はあまりいなかったです。
防衛大学校の成績は無関係です。卒業していれば良いのです。 職種は幹部候補生学校が、幹部候補生学校の定める基準で「適性」により割り振られるようです。 パイロット職などは「花形」なのでしょうが、パイロット適性がないとなれない職種ですので、一概には判断不可能です。 陸・海・空とも高級幹部(高級幹部になれる課程修了)になれば、原則として「職種の縛り」がなくなるそうです。 「出来っ子」が将来の高級幹部になる保証はないようですが、可能性が高いことは事実だと聞いています。しかし、職種に関しては「偉くなれば外れる」ものですので無関係だそうです。
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