うちの女性上司(ボス)と似ていますね。その年代の人は育った環境が今の人と全然違って、何ていうのか、その時代の教育がわるかったの一言なんですが。58歳の上司が小学校~高校までの教育ってこんなのです。 気が強い、しっかりしている、何でも言い返せる、ハッキリ物が言える子は良い子。おとなしい、内気、上手にものが言えない、引っ込み思案、言いたいことも伝えられない子はダメな子。ケンカで負けるのはダサい、泣かされるより泣かすくらいの子でないとダメだ。あの子に意地悪されたと教師や親に言っても「やられたらやり返しなさい!泣いていてどうするの!」と、あおられるような時代です。 例えば当時は学級委員やクラス委員というのもあり(今もあるのかな?)それも立候補してグイグイ前面に出て行くような子がなるんですよ。そういうのを当時の教師や親も褒めてね。いじめっ子と紙一重くらいの子が何でも中心になり、教師からも褒められ、気の強い子ほど良い思いをする時代です。 今はもう、そんな教師も親も子もいなくなりましたが。今の時代の価値観と全然違いました。部活動や運動会や文化祭などの勝ち負けにもバカみたいにムキになり、優しさや穏やかさとかは目立たずあまり評価されない時代。だから当時はイジメや意地悪も多かったです。 で、そんな時代に多感な時期を過ごした58歳。もちろん、皆が皆そうではないけど、気の強さを自慢するのは典型的なその時代の悪い見本例ですね。 「私、今まで人と言い合いになって負けたことがないわ」とか、「何か言われても私は気が強いから絶対言い返せるの」とか、わけのわからないみっともない自慢をしがち。相手をやりこめた、自分が勝った、そういう自慢です。ヤンキーの喧嘩自慢じゃあるまいし・・・。 いい歳をした大人がそんなものを自慢してどうするんだと思うし、むしろ歳を重ねて円熟になればなるほど、相手を思いやればやるほど言葉を選ぶようになり、色々と人の気持ちや立場を推し量るので、逆に言葉を発すまでに思慮深くなり、言葉は穏やかに優しく控えめになっていくものです。 58歳にもなって気の強さを自慢するあたり、歳だけ重ねて中身は幼稚なんだなと。 うちの女性上司もそうです。年も近い。時代遅れの価値観が身に沁みついてブラッシュアップもできず、おそらく誰の意見にも耳を貸さないし、自分が正しいと信じ込んでいるのでつける薬がありません。私はこの上司よりもう少し年下ですが、「こうなったら恥ずかしいな、終わりだな」と、いつも反面教師にしています。
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