>知っておくべきノウハウ 契約書の作り方とか、収入の計算を税理士に頼むとかそういう、ハウスメーカーが会社として設計者以外がやる業務を知っておかないと立ち上げたはいいけど、受注前の手順が多すぎて仕事にならない可能性がある気がします。
現職建築士ということで、技術的な部分では恐らく申し分ないのだと思います。 なので気にするべき点、今との最大の違いは「事業主である」という点になるでしょう。マーケティングや営業はすべて自力でやることになり、利益が出なければすべて責任も自分で背負う世界です。代わりに自由であり、利益が出れば事業を拡大することもできます。(長年の夢ということで、今更かもしれませんが) 起業分野ではリーンスタートアップという概念があります。 起業はそのほとんどが撤退または倒産という結果になるため、一度のチャンスにすべてを懸けるのではなく、ローリスク低コストで挑戦&リトライを繰り返すのがベストという考え方で、広く認められています。 その意味でも事業主が気にするべき点は、やはり財務リスクに尽きます。 仕事量の多さも事業戦略の試行錯誤も、資金さえ余裕があるならどうにかなります。資金が尽きたらどうにもなりません。 「この期間でこれだけの利益を上げられれば財務的に問題ない」と逆算して営業計画などを立てていくことになります。そして予想外の結果で赤字が増えるのも基本なので、余裕を持っておくことが重要です。 独立直後から、確実に収益を上げられるお客様のアテなどはありますか? 現職と同じ業界ならば人脈も直接的に意味がありますので、お客様も引き連れて退職するぐらいが理想ですね。 所属すべき団体の主なものは、設計事務所協同組合と全国設計事務所健康保険組合です。 ここまで、基本的には一般論ですが何か知らないことはありましたでしょうか。「どれもこれまで検討した範囲だ」というようであれば、十分用意周到に準備ができていると思います。 そうでないのであれば、これまで考慮していなかった観点については調査や検討を進めておくといいと思います。
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