日系企業の海外部門に勤めている者です。 たまに面接もするのですが、「ワーホリ」に対して凄く印象が悪いです。

Question

日系企業の海外部門に勤めている者です。

たまに面接もするのですが、「ワーホリ」に対して凄く印象が悪いです。私自身、海外出張もするのですが、日本食レストランでワーホリの日本人がバイトしてるのを見たことはあります。

「海外でアルバイトしてる人 = ワーホリ」という印象があります。

そうなると面接で「ワーホリしてました！」とか言われても、「アルバイトしてました！ = 正社員はやってない人」と認識してしまいます。
アルバイトを長らくやってた人は、正直面接官としては警戒します。

ワーホリで、アルバイト以外で、
何か売りになるようなことって何がありますでしょうか？

Answer 1

メンタルの強さです。

海外でアルバイトするのも、精神的にはキツイ話です。

しかし、頭の方は期待できないから、現場職が最適解かと思います。

Answer 2

ない。逆にワーホリが売りになるという狂った認識を持った志望者を、簡単に見分けて落とせるので、面接する側は楽。

Answer 3

日本企業の体質には合わない人たちなのかもしれませんね。

確かにオーストラリアやカナダでワーホリしている日本人に何人か会ったことがありますが、その限られた中で見る限り、英語があまりできず、観光地のお土産屋さんなど日本人相手のバイトをしている人が多かったし、2週間の単身オーストラリア旅行中に、ツアーバスで同乗したアメリカ人と一緒に行動していたら、同じバスに乗っていたワーホリの日本人(わたしよりずっと長くオーストラリアにいるはず)が「どうしたら、こういう所で友達作れるんですか」と聞いてきたり。

ですが、わたしの大学時代の親友は、あえて大手企業を中途退社してオーストラリアへ1年間ワーホリに行き、英語力もあるので現地の英語学校の受け付け事務に雇われて、帰国した後は以前より小さい会社ですが責任あるポジションに就きました。そういう人もいます。

ワーホリへ行く人たちの強みはありますよ。
1. やりたいと思うことを実行に移す行動力
2. 既存の価値観とは違う価値観を持っている
3. 変化を恐れない
4. 差別に合うとしても異国で生き抜く根性がある

以下は質問とは全く関係ないのですが…

世界を相手に競争するために、日本企業も、そろそろこうした多様性のある人材を取り入れていく時期に来ているのではないでしょうか。

確かに新卒という就活に有利な武器を放り出し、中途採用という不利な条件になることを気に掛けないというのは、日本の就活の常識からすればバカげた選択です。採用する側も、バイトしかやったことがない人は仕事に関して責任感がないという先入観があるでしょう。でも、それは新卒の人にも当てはまります。正社員として働いたことがない新卒と実質変わらないですよね。
また既成概念にとらわれない社員はすぐ辞めてしまうのではないか、という不安があることは否定しません。
ですが、当たれば実行力のある柔軟な考えや対応ができる優秀な人材になるかもしれません。辞められてしまったら、辞める方が一方的に悪いのではなく、留まるほど魅力のある職場でなかったということでもあります。辞められてしまったら別の有能な人を探せばいいだけです。

わたしはアメリカの現地企業で、自分のチームの人員補充の際の人材採用にも携わっています。日本とアメリカでは違うと言われればそれまでですが、わたしは学歴と職歴に空白がないかなどはチェックしません。要は職務に必要な経験と知識があってチームワークができる人材なら良いので、過去の経歴は大学または大学院での専攻と職歴以外は考慮に入れず、面接での質問もその部分に限っています。

日本でも、試用期間というものがあるといいですね。雇っても使い物にならなければ試用期間が終わった所で正式採用への移行をしない(契約打ち切り)。同時に中途採用も積極的に行う。そうすれば、日本の企業も思い切って多様性にある人材を採用するようになるのではないでしょうか。

Answer 4

自分が見たものが全て、という考えでワーホリ=アルバイト=警戒対象だ！は流石に視野が狭すぎると思います笑

ワーホリビザを使って就ける仕事は様々ですよ。美容院で働いている人やホテル等にインターンシップに行った人、日本食レストランだってシェフは日本の調理師免許や経験必須という所もあります。日本で働いている人と何が違うのでしょうか。
それと、ワーホリしていた=海外で働いていた、ではありません。一年間ただただ遊んでいた人もいます。まずワーホリ先で何をしていたかを聞くべきかと思いますよ。ワーホリ=アルバイト！と思考を停止させる前に。