教えて!しごとの先生
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研修医1年目です。7月まではずっと救急にいて、命令されるだけの受動的な医者をやってました。とは言っても色々やらせてくれる…

研修医1年目です。7月まではずっと救急にいて、命令されるだけの受動的な医者をやってました。とは言っても色々やらせてくれるので楽しかったです。 8月から内科になりました。最近、上級医や看護師から何か言われた時に、時にはなぜそう思うのですか?とか、なぜダメなんですか?って言ってしまうことが何回かありました。 明らかに相手の方が知識あるし、僕の考えが多分間違ってることは自覚してますが、患者さんのことを考えると、こうした方がいいのではないかとか、こうなった方が患者さんのためではないか思うことが時折あります。そういう時に、勝手なことをするなと言われることもあり、 いままではすみませんと謝ってきましたが、何言ってもそんな感じなので、こないだ思いきって、ダメな理由を教えてくださいとか、それはどこのガイドラインにそっての治療ですか?などと生意気なことを聞いてみました。 その科に入るつもりはないのである程度身を捨てる覚悟の上で聞いています。そうするともっと勉強してから話してくれと言われました。 人によっては議論さえもさせてくれないんですかね?それか、このあと何かもっと言えばよかったですか? この場合はどちらが悪いですか?その上級医も悪いですよね?今の科の先生は基本放ったらかしで9時集合、10時解散です。先生方と絡むより患者と絡む方が楽しいので、研修ルームで友達同士で話してる人もいるけど、僕はなるべく患者さんのところに行き、お話や今の困り事を聞いています。その困り事をなにか変えられないかと上の先生に相談しています。しかし上の先生はそもそも研修医に興味無いようです。 一応研修大学病院なんだから、研修医の言うことも聞く耳持つべきだと思うのですがどう思いますか?余程自分の治療方針を曲げたくないのでしょうか? 上の先生か研修センターに連絡してもいいですかね? ...ちなみにこれはさすがにパワハラにまではあたらないですよね?パワハラってどこからがパワハラですか? そろそろ上の先生も僕に対してキレそうなので、ボイスレコーダーをスタンバイ済みです笑

補足

困り事があるってことを研修医に話すくらいなんだから、余程困り事がたまってるってのとですよね? 僕に文句ツラツラ述べるよりも、その患者ともっと話してからものを言えという話では無いですかね?

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知恵袋ユーザーさん

回答(1件)

  • ベストアンサー

    医師ではありませんが、医療者20年生です。 まず、この質問ではケースが分からないので答えようが無いですし、単純に若いのだと感じました。 (ケースの詳細は不要です。これについては再検証レポートを作成した上で、上級医に見せながら教わってください。レポート無しはダメです。) 今の質問で指摘するべき点としては【主観と客観の混同】です。 基本的に医療者は【主観がメインになると見落としてしまう可能性が高まる】ので、【常に観測者となり客観を中心に患者の観察をしないとなりません。】 (学校や実習で習いましたよね?) お話しを読んで率直に感じたのは【患者に感情移入をし過ぎ】です。 少し言い方を悪くさせて貰えば、【自分を『見てくれている』患者に依存気味】とも言えます。 これはあなたの不満点となる『何故自分の話しを聞いてくれないんだ』に起因しているのは明らかで、とても分かりやすい【症状】です。 この【自己分析が出来ていない】あたりが、勉強や経験が不足していると言わざるをえません。 それともう一つ指摘しますが、医療行為に大事なのは【ケース毎のエビデンス】です。 医療の手技や手法は学会や論文で研究発表され、優位性のあるモノを【規格化したエビデンス】とし第一選択と定めて、ガイドライン化します。 しかし【ケース毎のエビデンスとガイドラインは別物】なのです。 例えば同じ疾患を患っている2人の患者が居て、同じ治療をしたのに1人は成果が出たが、1人は今一つだった、というケースは経験していますよね? 人体は個々の生活習慣により、様々な要素に個人差が出てきますよね? この個人差毎に手技や手法をカスタマイズするのが【ケース毎のエビデンス】なのです。 例えばあなたが内科で得たケースで自分の提案が否定されたとしたら、【その治療法は個人差に対応できているのか?】を再検証してください。 恐らくは対応出来ていないために否定されたものと推測されます。 経験を積むと問診や観察時に同じ症状の話しをしていても、違う状況なのを察することが出来るようになります。 そして【違う】という要素に対してガイドラインのある治療法を【現場でのエビデンスに促した形でカスタマイズする】のが、【現場での医療行為】です。 上級医や先達のスタッフが求めているのは規格化された医療ではなく、【現場での医療】なのです。 したがって、もっと上級医やスタッフを観察して、患者の観察と擦り合わせてケーススタディを沢山集めてください。 結論 ・患者に主観は禁物です。 コミュニケーションを取るのは大事ですが、それは【観察をする為の手段の一つ】です。 常に観測者としてのスタンスは忘れず、客観に徹しましょう。 客観が欠けて困るのは患者です。 ・もっとケーススタディを集めましょう。 患者が100人いれば、カスタマイズ例は100件あるも同然です。 治療は教科書や『ガイドライン通りに実施しても同じ結果にならない方が多い』です。 人体の個人差を失念しないよう、お願いします ・上級医、同僚の医師と話すことから逃げないで下さい 自分を見てくれない、というのは【非常に主観的かつ感情的な子どもの理屈】です。 上級医や同僚の医師は友達や親ではなく、【同じ立場の医療者】です。 彼らと話さず逃げるのは、自分がその立場に無いと自白しているようなモノです。 自身にすら客観視が出来るように、もっと自分のコントロールをしてください。 ロボットになれとは言いませんが、振れ幅が少ないクールさ、観察に基づいた明晰さ、学んだ知見に基づいた適切な判断力が求められるのが医師の役割です。 マンガ、ドラマ、小説の世界と違う【現実】なのですから、しっかりとした自覚を持ち、落ち着いて頑張りましょう。

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