最低賃金を1500円に上げることに全くメリットを感じないのですが、どうメリットになりますか？

Question

最低賃金を1500円に上げることに全くメリットを感じないのですが、どうメリットになりますか？また、最低賃金というのはアルバイト・派遣だけのはなしですか？

Answer 1

日本経済全体をみても最低賃金の引上げは重要。
今の日本は、安月給で働く→労働者が消費せずに節約する→商品を安売りする→賃下げをする、悪循環になっています（デフレ）。
さらに人口減少下で消費する人が減るのだから、給与を上げないのは自殺行為です。
よく「給料が安いのはその人の自業自得」と聞きますが、他人の給料が安いと自分に跳ね返ってきます。
その悪循環を断ち切るために、最低賃金の引上げを行っています。
まして最低賃金で働く人は貯蓄する余裕もなくすぐに金を使うので、個人消費が上がります。

国は最低賃金を引き上げるべきですし、もし対応できない企業は潰れるべきです。
他の先進国では最低賃金を継続的に上げています。それも5％ぐらいは当たり前です。
日本では上げても3％だけです。一応は継続的に上げていますけど、上げ幅が小さすぎます。
その結果、韓国まで給与を抜かれる「安い日本」になったのです。

今の最低賃金だとフルタイムで働いてもまともに暮らせません。
困るのは安い最低賃金でないとやっていけない企業の経営者ぐらいでしょう。
嫌なら価格転嫁すればいいし、安売りしかできない企業は絶対に潰すべきです。
経営者は猛反対するでしょうが、そんなことは糞くらえです。

イギリスなどでは最低賃金を上げ続けていますが、
雇用に影響したというデータはありません。
安倍政権下でも毎年3％と他の先進国に比べればみみっちい上げ幅ですが、失業率はむしろ下がっています。

例外の韓国は最低賃金を急激に上げ過ぎただけ。
16%はさすがに上げ過ぎ。
しかも、韓国は失業率が高いけど、日本は人手不足です。
比較することが根本的に異なります。
それでさえも一時的なもので、今では回復し平均賃金では抜かれてしまいました。

そして今は人手不足です。再就職先はいくらでもあります。
そもそも「最低賃金を上げると雇用が～」と言っている連中は
「人手不足だから外国人労働者を～」と言っていた連中でしょう。
安い賃金でないとやっていけない企業なんてさっさと潰せばいいのです。
すぐに賃上げに対応できる企業が雇ってくれます。

Answer 2

最低賃金上がれば仕事の難易度は上がります。
能力がない人は社会から追い出してメンタルが強い人が生き残ります。
メリットになるかは分からないが足を引っ張る人や仕事をサボる人、出来ない人を本気で会社は解雇を追い込むことになります。
そうなれば出来る人同士で集まるので出来ない人の尻拭いしてストレス溜まることはなくなるでしょう。
しかし出来る人は同士となって競争社会に戻って使えない人は追い出される、そういったプレッシャーを感じながら気を張ることになります。

社会から追い出された人は何かしらの暴動起きるかもしれない。
そんなことをするよりは生活保護に入って欲しいものです。

Answer 3

あれは、政治家は民間に「さあやれよ！」って無茶振りするだけで政治家として働いてる感が出やすいパフォーマンスですからね。

そもそも安くて簡単な労働という選択を無くす事にメリットは存在しませんし、国民の生活が苦しい事は最低賃金と直結していません。

正規採用が少ない事と、正規採用の賃金が上がっても控除額が上がり続けている事こそが国民の生活が向上しない真の原因ですよ。

本当に必要なのは、そっちの法整備です。

企業が正規雇用したがらない原因は法整備にありますし、いくら賃金上げてもここ数年で異様に上がっている控除額の負担が大きすぎるのです。

全ての政治家は、大してこの部分に言及しないので、所詮は奴らもグルです。

Answer 4

最低賃金で働いている人は、それが引きあがるからメリットなのでは？
ブラック企業での給料を時給換算した際、最低賃金ラインならそれも引きあがるからメリットでしょう。

例外はありますが、基本最低賃金はすべての労働者に関係します。
正社員の場合は、色々な手当とかあるのでそういうのを差し引いて考えないといけない。
ボーナスはそもそもとして払わないといけないものではないので、対象外