回答終了
臨床心理士・公認心理師を目指してるものです。今大学の4年生となっていて、どう動けばいいのか迷っています。仕組みが調べても難しくそこに関する質問と、遅いのはわかっているのですが、なにかアドバイス貰えたらと思います。 私は大学4年生でここまでで公認心理師に必要な心理実習を取ることができませんでした。 将来はカウンセラーとして働くことを目標としていて、公認心理師の資格を取るべきと思っています。 質問として、これから大学院に2年通い、その後大学に編入という形で実習を含む25科目を取った場合、受験資格は得られますか? 今後の選択肢として、公認心理師を諦めて大学院に2年行って臨床心理士を取るのと、大学にこれから編入して、25単位取ってから大学院に行くのではどちらの方がおすすめできますか? 周りに相談できる人がおらず、資格を持ってる人目線での意見をお聞かせて頂けたら嬉しいです。
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まず、大学院→大学編入で公認心理師の受験資格を得られるかというご質問ですが、得られません。試験機関である心理研修センターのHPに、以下の通り、理由も含めて明記してあります。 http://shinri-kenshu.jp/faq 次にアドバイスですが、本気でカウンセラーを目指しておられるということですので、少し辛口になりますが、はっきり申し上げますね。 心理学専攻の場合、大学院の定員は学部の定員の約10%。もし、学部生の30%が公認心理師志望とすると、3人に1人だけが大学院に進学できるという計算になります。 一方、心理実習は、見学実習といえども、実習先機関の職員と利用者に大きな負担をかけるものです。従って、大学としては、大学院や公認心理師試験に合格する見込みのある学生に絞って心理実習を受けさせるようにする、これが心理実習の受講に、大多数の大学で内部選抜がある理由です。 つまり、この内部選抜に落ちたという時点で、大学教員から院試に合格する可能性が相当に低いとみなされたも同然ということになります。 そして、ご存じと思いますが、公認心理師の養成コースのある大学院と、臨床心理士の養成コースのある大学院は、8割以上重なっています。そして公認心理師志望者も臨床心理士志望者も同じ院試を同時に受けますので、公認心理師がダメでも臨床心理士なら何とかなる、にはまずなりません。 ではどうするか。今回の失敗の要因を徹底解明し、リカバリーするにはどうしたらよいかを考え、院試または編入試験までその「こうすることが必要」を一生懸命実践する、それ以外にないでしょう。ここで気がつかれたと思いますが、これは、もし質問者さまが公認心理師(または臨床心理士)になれば、業務として毎日実践することと同じです(心理アセスメント→アセスメントに基づく支援計画の立案→心理支援の実施)。 考えられる要因と、それに対する対応策を少し挙げると: ・学力不足/地頭があまりよくない →心理専門職には不向き、方向転換が第一選択 ・勉強不足/勉強の仕方が分かっていない →勉強量を増やす/勉強の仕方が分からない場合は、勉強量を増やすのは当然ですが、同時にプロの力を借りることも考えます(大学院または編入試験受験予備校を利用するのが普通だが、心理学専攻ならゼミや卒論の指導教員に聞くのもよいし、学生相談室でも相談できます) ・リサーチ不足/リサーチの仕方が分かっていない →これは、公認心理師志望なのに受験資格取得法が分かっていないという時点で確定だと思いますが、心理専門職を目指す上ではかなり致命的な弱点なので、卒論を書く過程で、可能な限りの修正を図るようにします。具体的には、卒論で扱うテーマの先行研究を、英語論文を含めてきちんと調べ上げ、代表的なものは実際に目を通し、内容をまとめ、自分の研究の趣旨を明確にし、心理学研究法を用いた研究計画に基づいてデータを集め、解析する、を指導教員と最初から最後まで綿密にやり取りして、少しでも分からないところがあったらすかさず相談し、分かるまで粘り強く指導を受けて書き上げるようにします。以上は院試対策にもなります。 あと、ひとまずは、志望される大学院他、いくつかの大学院の院試の過去問を取り寄せて解いてみれば? 全く歯が立たないようでしたら、学部からもう一度やり直した方がよいかもしれませんね。 いずれの道を選ぶにしても険しい道になると思います。が、歩き通せるかどうかは質問者さま次第ですので、頑張ってください。
なるほど:5
公認心理師ですが、先に大学院に行って、後から学部に戻るという方法では、公認心理師の受験資格を得ることはできません。 公認心理師の資格を取得したいなら、また学部からやり直しをするしか方法はありません。
なるほど:1
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