公務員試験 面接。 面接が上手くできなくて辛いです。

Question

公務員試験 面接。

面接が上手くできなくて辛いです。先日政令指定都市の最終面接を受けてきました。1番行きたい所だったので必死に準備して、面接練習も周りの人より早くから始め、何回もしました。元々面接は苦手なので試験勉強よりも面接を重視して、面接に関することや市の政策などをパソコンのWordにまとめたものは気づいたら2万字近くいっていました。

なのに本番では緊張してしまい、全然力が出せませんでした。1番悔しかったのはあれだけ志望動機や政策のことを細かく調べたのに、全然面接官との対話の中で話せず、ほかの市町村との比較も誰でも言えるようなすごく薄い内容になってしまい、全然熱意を伝えられませんでした。準備してなくて言えなかったならまだいいですが、準備して行ったのにも関わらず、それが緊張で言えなかった自分が本当に情けなくて悔しいです。面接官とも噛み合ってなかった感じもしたし、もう本当にショックです。最終面接の倍率は2倍くらいですが、あの出来なら結果は簡単に想像できます。

実は別の市町村も最終面接で落とされています。これから1次試験の所も含めて受けるのは残り4つくらいです。こんな状態でどんどん自分に自信がなくなって放心状態です。どうすればいいでしょうか。

Answer 1

日本語教師です。外国人留学生の面接練習をよくおこなっています。

面接で大事なのは、「自分はこの仕事をやりたい、好きだ」ということ、言い換えれば熱意や情熱を説明することです。そして、それに加えて、自分にはその熱意や情熱を実現するための能力があることを説明します（自慢でも卑下でもなく、自分がやれることということで話します）。

働きたい市町村のお世辞をいう必要はありません。いや、言ってはいけません。その市町村がいくらいいところであっても、自分がやりたいことと結びつかなければ意味がありません。逆に、自分がやりたいことがここでできるということになれば、他の市町村とかぶるような理由であっても、別にかまわないわけです。

市の政策を覚えようとしたのは、要するに「市のことをよく知っているアピール」です。しかし、それは「この市で働きたい」ことの説明につながらなかったと思われます。

例えば仮に、福祉関係で働きたいと考えていたとしましょう。そうすれば、自分が実現したい福祉と、市の福祉政策が一致している、というのは強みになります。しかし、そのとき、市の福祉政策を「覚える」必要があるでしょうか。「私が思っている政策がここにはあるんです！」というとき、覚えるという努力をしなくても説明が出てくるはずです。ところが、一生懸命覚えた話をしようとするとき、そこには「面接対策」として「覚えた」ということが伝わってしまい、要するに「本音ではない」と受け取られるおそれがあります（実際には本音であったとしても）。

ですから、「自分は公務員という仕事を通じて、こんな価値を実現したいと思っている。住民にこんな幸せをもたらしたいと思っている」「それが、この市町村で働くことで実現できる」「そのためにこのような知識や経験があるので、ぜひここで働かせていただきたい」というストーリーをしっかり意識して、面接に臨んでください。

「覚えたとおり話す」のは面接ではなく、プレゼンテーションです。人事採用の担当者が求めているのは、プレゼンテーションではなく、対話です。
先ほどのストーリーをしっかり持っていれば、対話でどんなふうに言われても、相手の聴きたいことに答えることができるはずです。

放心しているのは時間の無駄です。
あなたの才能を見抜けなかったような市のことは、縁がなかったとさっさと見切りをつけて、次に行きましょう。

Answer 2

私もあがり症なので気持ち分かります。
熱があればあるほど、空回りしちゃうんですよね。
でも、上手にできなくても伝わるのが熱だったりするので、
あまり悲観しすぎず終わったことは気にせず次に活かしましょう。

もう何対策してもあがり症ってどうしようもないんですよね。笑
なので私の必殺技をお教えします。

「すみません。第一希望なので、とても緊張しています。」
と最初に宣言してしまうのです。
相手は「好きだ」と言われて無碍にもできないのです。
「あー、それはなんとも可愛らしいことだ、ほら、落ち着いて、頑張って」
という目で見てくれる…場合があります！笑

何よりこれの最大のメリットは、
宣言することで自分が落ち着くんですよね。
何と質問されていたか分からなくなっても、
「すみません、もう一度お願いします」なども聞きやすくなります。

緊張しすぎてもうダメと思ったら、宣言してしまう。
呼吸を整える。
あとは、ゆっくり話して、たくさん呼吸すること。
つい心拍数に乗って早口になりがちですから。
ちゃんと準備しているのだから、慌てなければ大丈夫ですよ。