大学院に進学するのが必須という認識は正しいものではありません。大手の設計事務所(上位1~2社)やスーパーゼネコンの設計部の話です。 準大手以下のゼネコンや超大手でない設計事務所では大卒の設計要員を採用することはよくあります。 しかし、一般論としては、設計志望の場合に大学院進学は有利ですし、施工管理なら大卒でも不利になりません。 その理由は、 まず施工管理ですが、大学や大学院では施工管理を専門に学ばないからです。施工管理は現場で経験を積むことで学びます。建築に関する基本知識があればよく、大学院である特定の専門分野の研究をしたということが特に有利に働くことはめったにありません。 一方、設計分野です(意匠も構造も)が、大学で学ぶ建築は領域が広いので、卒論(説業設計)の一年だけでは専門性が不十分とも考えられます。大学院(博士前期など)の2年間、設計意匠(あるいは建築構造)にどっぷり浸かるなどして、実務ではない設計に携わることでキャリアの下地造りができるものと思います。
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