面接で表情にメリハリをつけるにはどうしたら良いですか？

Question

面接で表情にメリハリをつけるにはどうしたら良いですか？1次選考には通過したのですが、フィードバックで表情が少しかたいと言われました。

Answer 1

一度ものすごく大袈裟に表情を作ってみることをオススメします。

私は趣味で演劇を嗜んでいるのですが、感情表現の乏しい縮こまった演技をしてしまう役者に対しては、必ず一度大袈裟な演技をするように指示します。感情の強さをバロメーターで表すとしたら、理想の演技が80％のところを120％でやるくらいの大袈裟っぷりです。

この練習をする利点は、バロメーターの基準が変わることです。硬い演技をしてしまう人は、硬い演技をすべき場面だと思っているわけではありません。ちょうど良い柔らかさを表現したつもりが、硬いものになってしまっているだけです。感情バロメーターでいうと、80％の笑顔を表現したつもりが60％くらいに留まっているような状態になります。そこでやるのが大袈裟な演技をする練習です。必要以上に大袈裟な表現を繰り返すと、大きく表すことが癖づき、豊かな表現をすることが自然になってきます。すると、自分の想像と現実のギャップが埋まり、80％の演技をしたつもりで80％の表現が出来るようになるのです。

基本的に演劇の視点から話しましたが、面接の表情についてもこの部分は概ね同じだと思います。一度ミュージカルとでも言わんばかりの大袈裟な表情作りの練習をされてみてはいかがでしょうか。