50代現役公務員です。 昔は地方公務員試験の中級試験といえば、短大卒程度の行政事務職を採用する自治体が結構あったのですが、最近の中級試験は看護師や保育士などの資格専門職ばかりで、行政事務職を採用する自治体が少なくなってきました。 一応、同じ土俵という意味で、行政事務職の上級試験採用者と中級試験採用者の違いについて、一般的な自治体の例で簡単にご説明します。 上級試験採用者は上級幹部候補職員として採用されます。 民間企業でいう総合職のようなイメージです。 平均的には、定年時に部課長職などの管理職以上になる職員が多数います。 中級試験採用者は中堅幹部候補職員として採用されます。 民間企業でいう一般職の上位のようなイメージです。 平均的には、定年時に課長補佐相当職になる職員が多数います。 しかし、両方ともに候補ですので、採用後の勤務実績や評定などでかなり上下して、中級試験採用者でも上級試験採用者を追い抜くこともしばしばあります。 因みに初級試験採用者でも同じようなことが起こりえます。 自治体ごとに違いはありますが、初級・中級・上級の差はそんなには大きくないところが多いと思います。
>試験問題の難易度以外で何が違うのでしょうか? 対象年齢や募集職種が違います。 現在は短大進学者が少ない為、市区町村だと中級での募集は短大卒で取れる資格・免許職しか募集しない自治体が殆どです。 >昇進スピードや給料に差が出てくるのでしょうか? 初任給は違います。 そこから先は、自治体の方針次第です。 ただ、職種が違うと差が付くことは良くあります。 例えば、同じ市の職員でも上級の一般行政職なら部局長クラスに手が届きますが、中級の保育士では無理です。
もちろんです。
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