確定申告・年末調整について質問があります。 私には大学生の弟がおり、アルバイトをしているのですが、昨年2021年の…

Question

確定申告・年末調整について質問があります。

私には大学生の弟がおり、アルバイトをしているのですが、昨年2021年の年末調整を、バイト先でしなかったそうです。昨年の収入は年100万もいっていないみたいですが、これは特に確定申告する義務はないでしょうか？

もし月88000円以上で、所得税が引かれている月があれば、確定申告した方が戻ってくるので少し得かとは思うのですが…

「しなければならない」のか、ただ「した方が得」なのか確信がもてず、質問させていただきました。

ちなみに弟は実家暮らしで、母親の扶養に入っております。
また、昨年は2か所でアルバイトをしていました。
（1～6月はA社、7～12月はB社、みたいな感じです。同時（掛け持ち）ではありません）

もししなければならないこと、およびした方が得なことがあれば、ご教示いただけますでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。

Answer 1

ともかく、
２枚の源泉徴収票を見ねば、話が始まりません。
少なくとも【支払金額】と【源泉徴収税額】をきっちりさせましょう。

その上でのことですが、
・【支払金額】の合計が103万円以下、ならば確定申告する義務はありません。確定申告しなくても脱税にならない人は。義務がないと決まっております。

・【源泉徴収税額】が 0 ならば、確定申告しなくても損はしません。還付金がある人は、【源泉徴収税額】が 0 じゃない人だからです。

なお、
大学生に限って、【支払金額】の合計が130万円以下ならば確定申告する義務はありません。”勤労学生控除”により、所得税 0 と決められてるからです。ただし、20歳以上なら住民税が発生する可能性が残るので、住民票の市町村で「住民税の申告」をすべきです。

Answer 2

元旦から大晦日に受けた給与及び賞与収入の合計額が103万円以下かつその他の収入がない場合は、確定申告不要。

その期間に源泉徴収された額があれば、不要だが確定申告することで、源泉徴収税額が全て還付される。

Answer 3

源泉徴収票が届いているとき
それをゴミ箱に捨てると、後で 何が起きるかわからないので
申告しない場合でも５年くらいは
保管しておきましょう。

バイト先の税務調査から
芋づる式に、バイトの人のチェックが
入ることがあるかも…