キャリア形成としては運が絡むかなと思います。 そもそも国税専門官になるための試験は公務員試験の一環ですので、大半の内容は簿財の試験とはリンクしません。 大学在学中に公務員試験の勉強をする必要があるかと思われます。 そうすると、現役で国税専門官となった後に簿財の勉強をする訳ですが、仕事と両立してやるのはもの凄く大変です。 それこそ仕事と勉強以外のものは一切合切を諦めるくらいの覚悟がいると思います。 また、仕事面でも法人課税課などに配属されれば良いですが、意味不明な部署に配属されてしまえば大した実践的な知識も習得できません。 酒税等に配属されたら悲惨です。 未経験で資格だけ持っている30代前半のできあがりです。 幾ら税理士としては若手と言っても、その年齢まで実務経験ゼロだと多少身構えてしまう感は否めないかと。 国税専門官になるなら、キチンと国税でキャリアを積み、税務署長クラスまで上り詰めた後に税理士となった方が圧倒的に強いです。 あんまり褒められたことではないのでしょうが、やはり税務署長クラスともなると税務署内にかなり人脈がありますし、調査にも強い印象です。 その分経営面では余り良い助言が期待できない部分はありますが、対税務署の実務においては本当に頼りになります。 個人的に思う税理士になるための最短ルートは、①大学3年時(2年次から勉強開始)に簿財取得②大学4年時に消費税や国税徴収法等のミニ税法を受験。 税理士法人や会計事務所等で働きながらミニ税法を取得。 税法を受験と書いたのは、仕事しながら初学の税法を受験するのが大変だからです。 その後夜間の大学院で2科目免除。 ぶっちゃけこれが1番早いです。 どうせ税理士として登録するためには2年の実務経験が必要ですし、ストレートで試験に通過していれば働きながら大学院に行く2年が正に実務経験期間となりますので、登録できるタイミングは大卒から2年後で最短です。 税務署で中途半端に10年キャリアを積むよりも、税理士として10年キャリアを積んだ方が実務能力は高いように思います。 後は自分の積み上げてきたキャリアを基に、自身をどのようにプロデュースして営業をかけていくかだけの話だと思いますよ。
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