柔道整復師は学校で習うことと現場での必要とされる内容がかなり違います。学校での努力がリアル臨床の成果に直結しません。柔道整復はあくまでも発症直後の脱臼骨折に対応する柔道整復を学ぶ医療類似行為です。そして発症直後の脱臼骨折に対して公的保険から診療報酬をもらえます。 過去質問からの引用ですが、 >ID非公開さん 2021/9/6 16:02 今年やっとの思いで柔道整復師の資格を取得したのですがスキルがゼロで働けるか不安です。現在介護施設に務めていますが、施術等の資格を得て出来る業務がなく資格が無くてもできるような業務と苦手な業務ばかりで、メンタルを壊し現在休職しております。 >abc*******さん 2021/6/21 8:14 柔道整復師です。私の勤める接骨院で学ぶことは集客やオカルト矯正ばかりで「いかにして稼ぐのか」ばかり求められ、治療家として成長できる気がしないなと感じました。無駄に長い拘束時間も問題あるなと思います。 もちろん >wac********さん 2021/6/21 13:31 知り合いの所は予防や筋力強化として治療はもちろん、トレーニングをメインとした整骨院です。保険請求も不正なく、一部位の人は一部位。急性外傷がなければ実費です。真剣に治療と向き合ってる整骨院です。 という場所もあります。でもトレーニングは養成課程で習いません。真剣に治療と向き合おうとする真摯な卒後の努力の結果です。 とても良い回答なので無断転載です。 abp********さん カテゴリマスター 2021/6/6 15:45(編集あり) 柔道整復は日本の伝統治療法でした。イメージは江戸時代の治療ですね。検査もなく、薬も、注射も手術もない。熟練の指先感覚で診断し、整復ひ、固定する。戦後から、しばらくの間は、怪我の治療を担っていたのです。接骨院で初期治療され、手に負えないものが紹介されて病院に行ったのですかね。高齢者にはそのイメージが強いのでしょうかね。なお、脱臼も骨折は資格的には初期治療しかできないはずですよ。 そして、社会の発達と、医学の進歩とともに柔道整復は怪我の治療というその役割を終えつつあります。というか終えました。 医学は50年で進歩して、画像検査、注射、薬、手術を用いると、よりよい治療ができるようになったのです。 それらを用いない治療などありえないくらいです。画像検査も進化しました。ゴッドハンド柔道整復師の脱臼整復より、卒後3年目の医師が神経ブロックするか、鎮静(軽い全身麻酔)しての整復の方が安全で確実です。薬などが進歩したのです。卒後4年目の整形外科医が骨折を手術したほうが、ゴッドハンド柔道整復師が骨折を治すよりうまく治ります。手術器具や理論が進歩したのです。もう柔道整復に怪我の治療という社会の役割はありません。 さて、リハビリは柔道整復ではありません。骨折がつながったあとにうまく動かないなら、それは拘縮などの病態です。もう法的には、柔道整復の範疇ではありません。ただの無資格者による無資格マッサージです。確かにそういう病態には、検査や注射や手術はあまりいらないかもしれません。けれども無資格です。そして、別にそれを担う医療機関が不足しているわけではありません。 単に医学の進歩とともに、"柔道整復"では怪我の治療ができなくなり、本来認められた柔道整復だけでは経営が立ちゆかなくなっているのです。そのため柔道整復で得た体の知識を利用した無資格マッサージをするしかないのです。 これには柔道整復師の資格が本来の需要を越えて取得しやすくなってることも原因です。小泉政権で学校新設制限がなくなったのだったと思います。 医学が進歩した結果、医学は"気の持ちよう"で改善していただけという事態を明らかにし、医療機関はそんな治療を行わなくなってしまいました。放置するほかない病態には放置するのです。そこに接骨院のニーズが生まれました。話を良く聞いてあげ、患者に満足感を与えるのです。気の持ちようでよくなっている、時間経過で良くなっているだけであっても何かしてくれた方が患者は喜びます。そういうことをして接骨院は自費で経営していくしかないのです。 でも、知識と技能のない人による本来対象ではない病態への無資格介入は私は見過ごせませんね。満足感を与えること待て否定する気はありませんが、無資格であることを明らかにして、変な理屈で説明するのはよしてほしいです。 ちょっと算数ができれば毎年業界に参入する新卒連中を受け入れるキャパが業界に無いことぐらいわかります。養成校は客寄せのために節操がありません。例外をあたかも当たり前の話のように自信を持って語るので、そこに無知な高校生が雲霞のごとく集まってきます。スポーツ業界ならもっと競争は過酷です。 整形外科専門医の1万7千人に対して、柔道整復師は7万人もいるのです。そして、年に6000人が養成校を卒業します。医学部の卒業者数は年間1万人くらいで、これは整形外科医だけでなく全ての科をあわせての数です。この数を見ると今の異常な現状がわかると思います。令和の時代、どこにでも整形外科医はいます。だから整形外科にいかずに柔道整復を求めにいく人はレアです。 柔道整復師の収益源である「むち打ち」は自動ブレーキ義務化により著しい数の減少が見込まれます。不正請求の温床であった受領委任も償還払いへと変更されようとしています。不正請求の根拠であった亜急性期は診断技術の発達によって否定されました。よって今後はどんどん不正請求問題は解決し清廉な業界へすすもうとしています。 以上のような状況をもつ柔道整復師の未来に公益社団法人 日本柔道整復師会会長が「柔道整復師が10年後も存在するためには」と業界雑誌に寄稿をよせる時代です。 だからこそ貴方のような人財が必要です。柔道整復師の未来のために頑張ってください。影ながら応援しています。
柔整師としての将来性は少ないです。 スポーツトレーナーとしての話はありますが、それは、トレーナーのスキルであり、柔整師としてではないです。柔整師は、開業しなければ、その資格も効力をはっきしません。 セラピーとして効力が強いのは、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師、理学療法士の分野です。柔整師の場合、チームドクターとして整形外科医が帯同している場合が少なくない為、柔整師の必要がないのです。 一般的に柔道整復師は、将来性が乏しく、年収は、最低ラインです。
人によるとしか。 近年、社会人スポーツチームが増えており、セミプロとしても野球の独立リーグやバスケ、ラグビー、フィールドホッケー・・・などがあり、他にもEスポーツなんかもあります。 何が言いたいかというと、成功している人は柔道整復師としての資格を使ってスポーツトレーナー登録を行ってトレーナー業をしている人が挙げられます。 私の知り合いは個人でサッカー某J1チームのスポーツトレーナーをしていますが、そこだけで年間1千数百万円の契約をしています。その他に個人の他の仕事もあるのでその分量に応じて年収はあります。 ですから、柔道整復師が一概に将来性がないとは思えないです。
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