現在神奈川県に住んでいる大学生です。

Question

現在神奈川県に住んでいる大学生です。教員採用試験を今年受ける予定ですが、未だに自治体を定める事ができていません。神奈川県から出た事が無いので地元を離れてみたいというのが本音です。
神奈川以外で個人的に興味があるのは京都（神社仏閣巡りが趣味な為）ですが、関東から京都の教員になる事によって生じるデメリット等はありますか？
また、京都の特色などあれば教えてください（地元大学が有利など）

ちなみに受ける科目は中高国語です。

Answer 1

京都府と京都市がそれぞれ別に採用試験を行っています。

京都府立高校・中学の場合は南は木津町から北は丹後半島の峰山、宮津、舞鶴まで赴任地が広いのが特色です。

京都市立高校は赴任範囲が京都市内に限定されますが、学校の数が少なくて猛烈な倍率になることが難点です。
京都市立中学の場合はそれほどでもありません

あと高等学校は京大、阪大、京都教育大、奈良女子大卒が多数派です。地元を優先することなど一切ありません。ただ、ふたを開けてみれば難関大の卒業生が多いということです

Answer 2

純粋に戦術として採用試験をとらえるなら･･･。
まずは地元、関東地方で受験する自治体を定めた方が良いです。神奈川の場合、県以外に横浜・川崎・相模原が独自採用ですからその中から決めても良いし、或いは東京などでも良いでしょう。

次に、関東地方以外、京都市でも京都府でも構いませんが、で受験する自治体を決めた方が良いと思います。日程的には可能ですし、どちらを本命にするかはこれから決めれば良い。採用試験自体は受験料は無料ですから宿泊費と交通費を負担する気になれば、日本全国様々な自治体の受験は可能です。

関西に拘らないなら、例えば北海道や沖縄なんてもの受験可能です。

○関東から京都の教員になる事によって生じるデメリット
採用試験自体のデメリットはありません。ただ、試験に関わる各種情報は入りにくいです。例えば試験の内容や傾向などは自分で調べるしか有りません。最低限、受験する自治体の教育関わる課題や方針についてはwebなどで調べておかないと面接で失敗します。見も知らぬ自治体の場合、その点が少し面倒かもしれません。また、下準備（例えばホテルの予約など）は地元で受験するよりも大変になります。

ただねぇ･･･
あなた、この時期にこんな相談をしているということは、採用試験を甘く見すぎています。採用試験の倍率ってのは自治体によって全然変わります。同じ京都だって、市と府では倍率が違う。2020年の中学国語でいえば前者が5倍超、後者は3倍以下。

本気で教員になる気があり、かつ、自治体がどこでも構わないというなら「神社仏閣巡りが趣味」などと暢気な話では無くて、「どこの自治体なら合格しやすいか＝倍率はどうか」を考えるべきでしょう。

以上が戦術としてのアドバイス。

その上で、職業としての教員という観点でいうなら。いくら何でも、寺社仏閣巡りが趣味だから京都で教員になりたいは無いんじゃないですか。もう少し教員という仕事をきちんと考えないと、着任してからつぶれるよ。