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建設業経理士1級、財務諸表第23回、第5問の精算表の決算整理仕訳(2)(3)の質問です。 解説を読んでも、どのような経路でこの解答になるのか分かりませんでした。___________________________________ (2)有価証券はすべてその他有価証券であり、期末の時価は2050千円である。 税率を40%として税効果会計を適用する。 (3)買い建てオプションは、上記の有価証券の価格変動リスクをヘッジするために、平成0年5月1日に日経平均先物プットオプションを買い建て、オプション料120千円を支払っていたものであるが、期末時価が350千円となった。当該取引はヘッジ会計の要件を充しているので、繰延ヘッジにより会計処理する。なお、税率を40%として税効果会計を適用する。 __________________________________
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・決算整理事項等(2) 解答用紙に決算整理前の有価証券時価として借方に2,300千円が計上されています。期末時価が2,050千円ですから、まず整理記入「投資有価証券」貸方に250千円が入ります。 この相手科目ですが、税効果会計がなければ「その他有価証券評価差額金」に250千円全額が入ります。しかし、今回は税効果会計が適用されるため、250千円のうち40%分にあたる100千円は繰延税金資産で計上され、その他有価証券評価差額金に計上すべき金額は250千円-100千円=150千円となるわけです。 ・決算整理事項等(3) 決算整理前の買建オプションは、解答用紙の精算表「買建オプション」借方に120千円と記載された通りです。この期末時価が350千円ですから、まず精算表「買建オプション」借方に350千円-120千円=230千円が入ります。 この相手科目は、損益を認識するので「繰延ヘッジ損益」です。しかし、今回は税効果会計が適用されるため、230千円のうち40%分にあたる92千円は繰延税金負債で計上され、繰延ヘッジ損益に計上すべき金額は230千円-92千円=138千円となるわけです。 繰延税金資産と繰延税金負債がゴチャゴチャになりそうですが、儲かったときは儲けを減らすから負債、損したときは損を減らすから資産と捉えればよろしいかと。 以上の説明で腑に落ちなければ、どの辺が分かりづらいかポイントを示してもらえれば補足説明できるかもしれません。
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