船のエンジンは全てディーゼル機関です。 40年前まではスチームタービン機関もありましたが、オイルショック以降はディーゼル機関に代わりました。 理由は、スチームタービンはディーゼルよりも効率が悪いからです。オイルショックにより燃料価格が大幅に上昇したために省エネ、エネルギー効率UPが求められるようになりました。 LNG船については20年前まではスチームタービン船もありました。理由は、LNGは積み地から日本まで輸送する間に積み荷のLNGが蒸発します。大気に捨てるのはもったいないので機関室のボイラーで燃焼させます。そのできた蒸気をタービン主機に導いてプロペラを回す。これが20年前までのLNG船のプラントでした。 しかし、研究開発のお陰で最近ではLNGをガス化してディーゼル機関で燃やせるようになりました。よって最近のLNG船はディーゼル機関です。 今後はますます環境改善(CO2、硫黄酸化物、窒素酸化物)が求められますので船の燃料も、重油からLNGや水素燃料にとって代わると思います。
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