ネットワークエンジニアというのはその業務の性質からIT技術者として高いレベルにある人間が携わるもので、通常はプログラマやシステムエンジニアとしての経験が豊富な人間が次のステップとして専門性を追求するためにあるポジションです。これについては学術の世界や経済産業省も同じ考えで、昭和の時代から大して変わっておりません。 ただし近年のインターネット環境の爆発的な普及の関係で、ネットワーク・インフラの世界では猫の手も借りたい状態です。大学の工学部や専門学校卒業生だけでは充足しがたい状況のため、本当に「猫の手」としか形容しようがないほどの稚拙なレベルの人間でも積極的にかき集めているのが実情です。 未経験でも募集しているネットワークエンジニアと称された仕事は現実にはエンジニアというには程遠く、大半が短期的な受託案件を片付けることを目的とした、定型的作業に充てる要員に過ぎません。ですのでそういう仕事であれば就職は比較的簡単です。ただしそういう会社に引っかかった人は大半が基本情報技術者あたりの勉強で挫折したタイプなので、ソフトウェア開発の世界に転向することは稀です。 いずれにせよそういうタイプはネットワーク・インフラの構築の仕事が無くなったら何も出来なくなるので、ITエンジニア志望者としてはリスクのある生き方だと思います。 収入についてですが、現状はそんなに大差があるとは思えませんが、就労事情で言えば、システムエンジニアの枠の方が大きいでしょう。その意味で高収入の鞘は取りやすいかと思います。また、事業規模で言ってもネットワークエンジニアの世界では50人月も貰えたら結構な大プロジェクトです。ソフトウェア構築なんて百単位の人月なんてザラです。まあ人月なんてアテになりはしないのですが、それでもこういう案件を統括するプロマネの収入は小さくは無いでしょう。
なるほど:1
ネットワークエンジニア(以下NE)を現在研修している者です。 正直システムエンジニア(以下SE)でもNEでも大差はないと思います。 NEとSEの違いというと、社内のネットワークを構築・管理・保守を行うのがNE、社内のPCなどの一括管理などを行うのがSE思えば良いかもしれません。 NEをしていても必然的にSE寄りになりがちです。 逆にSEも必然的にNE寄りになっていってしまう傾向があります。 給料としては、各企業においてまちまちですが、大差はないと思います。 所有資格によって給料が変動する資格手当てなどがあるので、あまり変わらないかと思います。 未経験といいつつも、研修でみっちりと勉強させられ、資格取得を目指します。 自分はNE研修者なので、SEのことは良く分かりませんが、NEだとCCNAなどの資格を目指して取っています。 SEだと、基本情報技術者などの資格を取るのではないでしょうか。 転職は可能かと言われれば、可能だと思います。 NEとして実績を積んでいるのであれば、SEとして採用してくれるところもあると思います。
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