教えて!しごとの先生
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伝統のものづくりの仕事がしたい。伝統工芸の職人は後継者不足らしいですが、後継者としてその工房などに就職し、生活することは…

伝統のものづくりの仕事がしたい。伝統工芸の職人は後継者不足らしいですが、後継者としてその工房などに就職し、生活することはできるのでしょうか?現在大学でものづくりを学んでいます。以前ある高齢の工芸職人の方に会い話を聞く機会があったのですが、その方は若い人にと知ってもらいたい、やってもらいたいと話していました。教えてほしいと言う人がいたら教えるとも話していました。 その方の職人としての仕事は年に一度の祭りの時や、たまにある展覧会の作品作りだそうで、あとは農業をしているらしいです。 そこで気になったのですが、もし、この職人さんのように後継者がほしいし技術も教えると言ってくれる方の元に弟子入りしても、職人として生きていくのは難しいですよね? 職人としての仕事をもらえるようになるには何年もかかるでしょうし、そもそも需要が少なく仕事も少ないでしょう。その場合、副業をしながら習うことになるのでしょうか?職人さんも教えることはできるけど生活できるかどうかは知らん、というスタンスなのでしょうか? また伝統工芸の修復を行う若い職人さん(1代目)にも話を聞いたのですが、その方は従業員数人を雇い修復の依頼があれば出向き、年間を通して農業をしているそうです。雇われている従業員さんはさらに若く20代30代で、はじめは全くの素人だったそうです。この職人さんの会社では他にも宣伝活動や農業体験を行っていて宣伝担当の社員さんも1人いるそうで、宣伝の仕事がない時は職人としての仕事も1から教えているそうです。 伝統工芸のジャンル、工芸品を一から作るか修復するかなどで変わってくるかとは思いますが、この職人さんのように一から技術を教えてくれ、かつ与える仕事もある、という工房は少ないのでしょうか?また、この職人さんのように、宣伝(デザインやイベントの開催) 兼 職人としての仕事で求人を出している工房は少ないのでしょうか? また、伝統工芸士(職人)になるため大学でその素材のものづくりを学び深める予定なのですが、工房に就職できたとして生活できるでしょうか?その工芸品に需要が少なければ、自分に仕事は回ってこないですか? ごちゃごちゃした文章ですみません。 実際に伝統工芸に従事している方、伝統工芸士について詳しい方に教えて頂きたいです。また大学で工芸を学び就職した方、どんな会社でどんなことをしているのか教えて頂きたいです。 1部の職人さんに話を聞いただけで頭でっかちな質問になっているかもしれませんが、回答よろしくお願いいたします。

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知恵袋ユーザーさん

回答(1件)

  • ここで素人相手に質問(本人自体がマクドナルドでのチームワーク効率性の業務の一員として働いたことがないような、引きこもり生活が日常のような社会経験のない利用者ばかりなので、まるで具体性のない回答ばかりがつく)をされるより、モノづくりに関わる大学にすでに在籍していて、教員や先輩や友人からまるで初歩的な情報も入手できないのでしょうか? このプロフィールが実はダミーなのでしょうか? あるそれなりの専門職で年配でもある、ある工芸品を日本と世界でも買いあさっている工芸品収集家の立場から申しますと 伝統工芸品の作り手として認知されるのは 染織物は客の注文を受ける老舗呉服 木工や漆器は、やはりそれを専属的に扱う老舗や百貨店などに入る商社 ちょうちん、庭園、茶道具などは何代も続くその作り手の世襲の家の当主 などトップだけです 例外は分業でない個人が材料から完成品までを作るような地場的意味合いが強い陶器の人形ですが いずれも、出来栄えよりは、老舗という絶対的なブランドがものをいい 職人とはその分業の一工程を担うそこの歯車で無名の存在の従業員か下請業者あるいは無給の弟子です ただあなどることなかれ、その工程のスペシャリストであるのでその作業は熟練技術のたまもの 素人が数年で達せるものは限られます ただ戦後まもなくぐらいまでは、樹脂とは塗料程度しかなく、やっとペニシリンという抗菌剤が出て、それまでは梅毒に治療がただ一つヒ素しかなかった時代までは、樹脂とか、工場で機械により作る日用品はなくすべてが手作業の人によるものでした。 しかし今はずべてが東南アジアの工場で作られ便利で安価なホームセンターや百均が席巻する時代 もはや伝統工芸とは、 ①そういった老舗が美術品や寺社や伝統作法、芸能などでの特別な世界での注文に応じるか ②あるいは作家としての伝統工芸会という団体でのアーチストの作る作品として個展やギャラリーで売られるもの の二つに限られます したがって京都伝統工芸学校は数年の学びで即戦力技術をもって現場へ採用される能力を身に着けさせますが、いかんせん業界が凋落の一途であり、 業界が職人の引退に併せて、その前後の工程の職人にその分を兼務させるようにして、その職人の生活を成り立たせるという状況に陥っているので、やはりそこにもぐりこむのは大変に苦戦し、結局はそれを取り扱う老舗販売店の店先の店員になるか、飲食店の店員になるしかなくなることも多いのが現実のようです。 ご自身の経験された祭りの道具などは、そういった伝統工芸品の世界とは全く別次元の話で、年に一度の古来からのイベントでの道具を維持するもののなので、当然本来は、地域にそれを担うご本業を持つ人が担当しているのです。 こういった人で高齢の人が地域のずぶの素人に「文化として」教室として教えることはあると思いますし、技術的にも伝承を守るだけで、技能として伝統工芸品までの難易度はないのでしきいは低いです その代りそれは祭りの準備に絵が得意な人が伝統にのっとり、ふさわしいものを決まりの絵を描くだけのこと、伝統工芸の職人とはまったくレベルの違うものなので、生活の基盤はおろかバイト代なども手に入れるのは難しいでししょう 京都伝統工芸学校や地域の伝統工芸品の養成学校(首都圏にはガラス工芸家の、大きな窯業地には後継者育成の、金沢香川には漆芸家育成のなど)に行き学生や生徒募集などでの見学をされるとイメージが作れます 要するに、後継者がいないので、伝統工芸が廃れるのではなく 伝統工芸が廃れてい仕事が入らないから、既存の高齢になった職人とその奥さまか娘など業界内で仕事をシェアするのが精いっぱいが現実です

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