職場で換気のため消防侵入口を開けていたところ総務部門から基本施錠してと言われました。 消防侵入口は換気であけたりしては…

Question

職場で換気のため消防侵入口を開けていたところ総務部門から基本施錠してと言われました。

消防侵入口は換気であけたりしてはならぬものですか？網みたいながらの入っている三角印のついている内開きの窓で、全開放したときに閉まらないようにストッパーが付いています。

Answer 1

そんなことはありませんよ。

赤三角の窓は「非常用進入口に代わる窓（代替進入口、代え窓）」といって「火災の際に、警防隊員などが屋内に進入しやすいように設置する」窓です。
建築基準法で、地上３階以上の階には「非常用進入口」という、一定基準を満たしたバルコニーを設置しなければなりませんが、規模の小さな建物や専用住宅につけるのは大変なので、代替進入口を設置しています。

名前の通り、警防隊員が火災の時に容易に進入できる必要がありますから、窓や扉などの構造に一定の規制（「窓ガラスの厚みは何ミリ以下」とか「窓の屋内側に進入障害となるものを置いちゃダメ」という規制はありますが「窓を常に閉めておけ」とか「窓は開けておけ」という規制はありません。
換気のために開けておいても、建築基準法上、あるいは消防法上の問題はありません。